声優・水瀬いのりさんが、TVアニメ『TO BE HERO X』の魅力について語りました。
中国を拠点とするbilibili×アニプレックスによる完全オリジナルアニメーション『TO BE HERO X』。本作は、特殊な能⼒を持ったヒーローたちが喝采を浴び、⼈々からの「信頼値」によって”ヒーローランキング”が変動する世界で繰り広げられる物語を描きます。
めざましmediaでは、『TO BE HERO X』のトップヒーローを演じる声優10人(X:宮野真守、クイーン:花澤香菜、梁龍:内山昂輝、黙殺:中村悠一、リトルジョニー:松岡禎丞、ロリ:佐倉綾音、ラッキーシアン:水瀬いのり、トラ:山寺宏一、魂電:島﨑信長、ナイス:花江夏樹/敬称略)のインタビューを順次公開していきます。

第3弾に登場するのは、ヒーローランキングNo.7の“ラッキーシアン”を演じる水瀬さん。
ラッキーシアンは、人並外れた幸運を持つシンガーソングライター。幼少期に巻き込まれた飛行機事故の唯一の生存者で、児童養護施設で育ちます。やがて、シアンの幸運に目を付けた人々によって“聖女様”と祭り上げられ、信頼値を獲得していきますが…。
ラッキーシアンを演じた水瀬さんに、『TO BE HERO X』の物語の魅力やラッキーシアンを演じる際に意識したこと、自身にとってのヒーローについてなどをインタビュー。また、“リレー企画”として、ヒーローランキングNo.6のロリを演じる佐倉綾音さんに“ヒーローネーム”をつけてもらいました。
水瀬いのり ヒーローが多く登場するアニメに「自分とはかけ離れたスケールの大きなものを想像していた」

──本作への出演が決まった際の心境を聞かせてください。
最初に自分が演じるラッキーシアンの資料をいただいて、オムニバス形式で展開するアニメーションだと聞きました。
そのときは、ラッキーシアンがメインとなるエピソードがあって、そのうえでメインヒーローのみんなと交わっていくというストーリーが想像できなくて。でも、どんな世界観で描かれていくのか、すごくワクワクしたことを覚えています。
──物語についてはどのような感想を持ちましたか?
ヒーローたちが登場すると聞いたときは、世界を救うとか、特殊能力があるとか、自分とはかけ離れたスケールの大きなものを想像していたんです。でも、人から憧れられたり、希望を持たれたりするきっかけみたいなものは身近にあるんだということを見落としていたな、と気づかされました。
世界は救えなくても、誰かの“希望”である時点でヒーローなんだとこの作品から感じられましたし、ヒーローが身近に感じられるストーリーがステキだなと思いました。