アニメ『TO BE HERO X』に出演する声優・花江夏樹さんが、手に入れたいヒーローの“能力”について語りました。

中国を拠点とするbilibili×アニプレックスによる完全オリジナルアニメーション『TO BE HERO X』。本作は、特殊な能⼒を持ったヒーローたちが喝采を浴び、⼈々からの「信頼値」によって“ヒーローランキング”が変動する世界で繰り広げられる物語を描きます。

めざましmediaでは、『TO BE HERO X』のトップヒーローを演じる声優10人(X:宮野真守、クイーン:花澤香菜、梁龍:内山昂輝、黙殺:中村悠一、リトルジョニー:松岡禎丞、ロリ:佐倉綾音、ラッキーシアン:水瀬いのり、トラ:山寺宏一、魂電:島﨑信長、ナイス:花江夏樹/敬称略)のインタビューを順次公開していきます。

最初に登場するのは、“ナイス”を演じる花江さん。ナイスは、バレリーノを想起させる華麗なバトルスタイルで魅了するヒーローでしたが、1話で謎の死を遂げます。そこで、見た目がそっくりな広告会社勤務のリン・リンがナイスとして活動することに。しかし、ナイスに恨みを抱くチーシー/トゥルーアイ(CV:市来光弘)に真実を暴かれ…。

ナイスとリン・リンを演じた花江さんに、印象的だったシーン、2役を演じる際に意識したことなどをインタビュー。また、“リレー企画”として、ヒーローランキングNo.9の魂電を演じる島﨑信長さんに“ヒーローネーム”をつけてもらいました。

花江夏樹 10人の豪華キャストのなかでは“バランサー”に

ナイスとリン・リンを演じる花江夏樹

──3月に行われたジャパンプレミアは、今作でヒーローを演じているキャスト10人が揃い大盛り上がりでした。イベントに参加した感想を聞かせてください。

何よりも、よく10人みんなのスケジュールがあったな、と(笑)。それくらいお忙しい皆さんですから貴重な機会になりましたし、とても楽しかったです。

──舞台裏では、皆さんとどのように過ごしていましたか?

楽屋が別々だったので、あまりお話するタイミングがなかったのですが…中村(悠一)さんとずっとゲームの話をしていました(笑)。

──10人の皆さんで集まって何かをするときに、花江さんはどのような役割を担うのでしょうか?

年代的にはちょうど真ん中くらい…いや、割と後輩の部類になるかもしれないですが、バランスを取ろうとするかもしれません。

皆さん個性が強いので(笑)、ちょっと様子を見て話題を投げたり、上の世代と下の世代をつなぐ動きをしたり。皆さんがいかない役割を探して埋めていっていると思います。