声優・内山昂輝さんが、TVアニメ『TO BE HERO X』の梁龍を演じる際に苦労したことを明かしました。
中国を拠点とするbilibili×アニプレックスによる完全オリジナルアニメーション『TO BE HERO X』。本作は、特殊な能⼒を持ったヒーローたちが喝采を浴び、⼈々からの「信頼値」によって”ヒーローランキング”が変動する世界で繰り広げられる物語を描きます。
めざましmediaでは、『TO BE HERO X』のトップヒーローを演じる声優10人(X:宮野真守、クイーン:花澤香菜、梁龍:内山昂輝、黙殺:中村悠一、リトルジョニー:松岡禎丞、ロリ:佐倉綾音、ラッキーシアン:水瀬いのり、トラ:山寺宏一、魂電:島﨑信長、ナイス:花江夏樹/敬称略)のインタビューを順次公開していきます。

第8弾に登場するのは、ヒーローランキングNo.3の“梁龍”(りょうりゅう)を演じる内山さん。
梁龍は、驚異の打たれ強さを持ち味とする粗暴な一匹狼。少年時代、大人数から暴力を受けていたところでヒーロー機関・マイティグローリーの代表イェン・モー(CV:速水奨)にスカウトされてヒーロー・梁龍として活動を始めます。イェン・モーの指示で、ランキング上位を狙うある作戦を実行して…。
そんな梁龍を演じる内山さんに、本作の企画を最初に聞いた際の感想や梁龍の人物像、印象に残っているシーン、声優として大切にしていることなどをインタビュー。また、“リレー企画”として、ヒーローランキングNo.2のクイーンを演じる花澤香菜さんに“ヒーローネーム”をつけてもらいました。
内山昂輝が語る梁龍の役作り「日本だけでつくる作品とは違ったアプローチ」

──最初に『TO BE HERO X』の企画を聞いた際の感想を聞かせてください。
オリジナル作品であり、中国の会社がアニメーションを作って我々が声で参加する作品というのはあまりないことなので、チャレンジングだなと思いました。
物語に関しても、すごいパワーを持つヒーローが身近な存在として描かれるところが面白いなと思いましたし、そういうプロジェクトに参加できることがうれしかったです。
──そのなかで梁龍は、どのような人物と捉えて演じましたか?

僕自身もすべての情報は持っていないのですが…複数人にイジメられるシーンも描かれていましたけど、過去にいろいろと大変なことがあって、そこから立ち上がって、ヒーローになった人物です。
性格的にはひねくれていて、戦い方も独特なんですよね。とにかく攻撃を受けて、受けて、受けて、カウンターでやり返すようなバトルスタイルで、興味深いキャラクターだと思いました。
──あまり細かな情報がないとなると、役作りは難しくなかったですか?
そうですね。でも、キャラクターデザインも拝見していますし、中国語のセリフを聞きながら「日本語ならこうかな」という形で役を作っていけました。それは日本だけでつくる作品とは違ったアプローチだったかもしれません。