アニメ『TO BE HERO X』に出演する声優・島﨑信長さんが、“魂電編”への思いを語りました。
中国を拠点とするbilibili×アニプレックスによる完全オリジナルアニメーション『TO BE HERO X』。本作は、特殊な能⼒を持ったヒーローたちが喝采を浴び、⼈々からの「信頼値」によって”ヒーローランキング”が変動する世界で繰り広げられる物語を描きます。
めざましmediaでは、『TO BE HERO X』のトップヒーローを演じる声優10人(X:宮野真守、クイーン:花澤香菜、梁龍:内山昂輝、黙殺:中村悠一、リトルジョニー:松岡禎丞、ロリ:佐倉綾音、ラッキーシアン:水瀬いのり、トラ:山寺宏一、魂電:島﨑信長、ナイス:花江夏樹/敬称略)のインタビューを順次公開していきます。

第2弾に登場するのは、ヒーローランキングNo.9の魂電(こんでん)/ヤン・チョンを演じる島﨑さん。
魂電は、34年のキャリアを誇るレジェンドヒーロー。そんな魂電にかつて命を救われた青年ヤン・チョンは、スーツアクターのアルバイトをしながら魂電との再会を夢見ていました。信頼値0ながら、ひたむきにアルバイトに打ち込むヤン・チョンに、魂電と対峙する機会が巡ってきますが…。
魂電に憧れるヤン・チョンを演じた島﨑さんに、3月に行われたジャパンプレミアの裏話、アニメの印象的だったシーンなどをインタビュー。また、“リレー企画”として、ヒーローランキングNo.8のトラを演じる山寺宏一さんに“ヒーローネーム”をつけてもらいました。
島﨑信長 ジャパンプレミアの舞台裏で…松岡禎丞との裏話披露

──『TO BE HERO X』への出演に関して、反響はありましたか?
3月に行われたジャパンプレミアでキャスト10人が揃って、そのときのトーク内容がさまざまなメディアを通して世の中に発信されて、「すごいね」「楽しみ」というような反響をいただきました。
ジャパンプレミアは、きっとあの場に10人を揃えたいと思ったいろいろな人の尽力があって、実現したことだと思うんです。だからまずはその皆さんに「お疲れ様です」と言いたいです。皆さんの『TO BE HERO X』にかける思いの一つの結晶を見た気持ちでした。
そういうイベントでしたから、少しでも「アニメを見てみよう」と思うきっかけになっていたらいいなと思いましたし、実際そうなっていると思うので、うれしいですね。
──当日の裏話がありましたら聞かせてください。
1つの部屋にみんなでいたわけではないので、ほとんど挨拶をするくらいだったのですが、事前に「あなたにとってのヒーローは?」という質問の答えをフリップに書いておくように言われていて。スターだったら書きやすいのですが、ヒーローはちょっと難しいなと頭を悩ませていたんです。
結果、僕は「松岡禎丞と内山昂輝」と、『TO BE HERO X』のトップヒーローを演じていて特に親交のある2人の名前を書きました。実は、それを書いている横に禎丞がいて、しかも「これどうする?」って相談してきたんですよ(笑)。
「難しいよね~」「俺もちょっと悩んだわ」とかはぐらかしながら、禎丞に見えないようにフリップをスタッフさんへ渡しました。ステージ上でいいリアクションをしてくれたので、悟られなくてよかったです。