5月18日(日)の『ボクらの時代』は、ギタリスト・Charさん、ギタリスト・布袋寅泰さん、テレビ ラジオパーソナリティのクリス・ペプラーさんが登場します。
Charさんは、中学生のころからスタジオミュージシャンとして活動し、1976年にメジャーデビュー。さまざまな海外アーティストと共演するなど、日本を代表するギタリストの一人。まもなく古希を迎えるCharさんの記念ライブに布袋さんが出演し、クリスさんが司会を務めます。
ロックバンド・BOØWYのギタリストとしてデビューした布袋さんは、1988年のバンドの解散を機に、ソロ活動をスタート。今年4月には、最新アルバム『GUITARHYTHM Ⅷ(エイト)』をリリースし、現在全国ツアーを開催中です。
クリス・ペプラーさんは、サラリーマンを経て、1988年から現在まで続くラジオ番組のナビゲーターを担当。ラジオのほか、テレビ、CMなどマルチに活動しています。
<日本屈指のギタリストCharは、10代のころから周囲がざわめくほど「抜群に上手かった」後輩のクリス・ペプラーが証言>
Char「兄貴が部活で遅く帰ってくる時間を正確にメモって…」
布袋さんは、Charさんに、ギターに興味を持ったきっかけを尋ねます。
布袋:(Charさんに)そもそもギターを手にしたきっかけっていうのは、どんな感じだったんですか?

Char:そもそもは、5歳上に兄貴がいるから。兄貴は中学生で…レコード、シングル買ってきたり。
クリス:うん。
Char:あとは、ラジオを聞いたり。同じ部屋だったんだよ。嫌でも1日中。それが鳴ってたみたいな。
布袋:ああ、なるほど。
当時、Charさんの母親がためていたポイントで、商品と交換できるカタログにギターがあったそうで…。
Char:兄貴が飛びついて。レコードも触らせてくれない兄貴が、絶対に俺にギターなんか触らせないなって。
布袋:はい、はい。
Char:兄貴が、部活で遅く帰ってくる時間を正確にメモって…。
クリス:(笑)。
布袋:なるほど。
Char:その間に(練習をした)。

また、クリスさんは、ギターが六弦なのに対し、四弦のベースを「これだったら、いけるだろう」と選んだと打ち明けます。
布袋:じゃあ、最初のインストルメントはベースだったの?
クリス:そう。

布袋:ピアノとかじゃなくて?
クリス:じゃなくて。
布袋:Charさんは、ギター?
Char:ピアノだよ。
布袋:僕も、ピアノなんですよ。一番初めは。
Char:ああ、ほんと。
布袋:幼稚園、小学生のころは、半ズボンをはいて、蝶ネクタイして…。
Char:うわー。想像を絶するな(笑)。
そんななか、布袋さんはあることに直面したといいます。
布袋:発表会とかに出ていて。ピアノのスクールに行って、先生にずっと教わってたんだけど、教則本がずっと続くじゃない?
Char:(うなずいて)一生続くよ。
布袋:ある日、先生に「これ、いつまで練習が続くんですか?」って。そしたら、(Charさんの)おっしゃる通り、「一生続きます」って。
Char:そう、そう、そう。

布袋さんは「今思えば、一生続くものってわかる」としながらも、当時はその返答にショックを受けたそう。そのころ、「親戚や同級生が、いよいよレッド・ツェッペリンだなんとかだっていう感じになってきて…」と、ギターに興味を持ったきっかけを明かします。
2人の話を聞いていたクリスさんは「2大ギタリストが、ピアノから始まった」と、感慨深げに言うと、Charさんは「感謝だよね」とうなずきます。
ほかにも、それぞれの出会いや、布袋さんのロンドンでの暮らし、プライベートの話題、最近の音楽界に思うこと、それぞれの健康法など、さまざまな話題を語り合います。

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