5月11日(日)の『ボクらの時代』は、井上芳雄さん、浦井健治さん、橋本さとしさんが登場します。
ミュージカルの第一線で活躍する3人の接点は、舞台『ミュージカルストーリー』。2003年の初公演で王子役を井上さん、再演では浦井さんが演じ、王子に仕える宮廷大臣役を橋本さんが演じました。
3人は、5月7日(水)にスタートした舞台『二都物語』で共演中です。
<井上芳雄&橋本さとしは稽古場や劇場での滞在時間を最小限にしたい派!浦井健治は演出家の顔色を気にして…!?『ボクらの時代』>
井上芳雄 橋本さとしの印象は「この人、ミュージカル難しいんじゃないかな(笑)」
井上さんは、ミュージカル出演が続く橋本さんに…。

井上:さとしさん、ここ1~2年、ミュージカル(への出演が)すごくないですか?
橋本:そうですね。
井上:ね。僕、最初に会ったとき、さとしさん、本当に右手と右足が一緒に出る人だったから「この人、ミュージカル難しいんじゃないかな」って(笑)。

浦井:あはははは。
橋本:(笑)。そうだよね。
井上:言ってましたよね。
橋本:裏拍がとれなかったりね。
井上:裏拍、とれなかった。
橋本:裏拍で歩かなあかんのに、(うまく歩けなくて)う、うーん。って。
井上:(手と足が一緒になってしまうことで)逆にかっこいいダンスみたいになって(笑)。で、歌もね、全然譜面読めないけど、めちゃくちゃ素敵な歌、歌う。
浦井:譜面を一切持ってこないっていう…。

橋本:音符を見ると、言葉がわからなくなるの。おたまじゃくしばっかり見ちゃうから。
井上:それが、面白いしかっこいいしうまいしで、結果、ずるいなっていつも思うんですよね。
橋本:あ、そう?
井上:はい。
橋本:ただ、いまだに「ミュージカル俳優」っていうふうに言われるのには、抵抗というよりも、ちょっと「すみません」って気持ちになる。

井上:ああー。
浦井:えー。
井上:確かに、今日3人で出させてもらうにあたって…肩書ってあるじゃないですか。
浦井:ああ、言われましたね。
井上:そのときに、お2人が「俳優」って出していて。僕は、だいたい「ミュージカル俳優」って言うようにしてるんですよ。
浦井:へぇ。
橋本:ああ、そうなんだ。
井上:もちろん、「ミュージカル俳優」じゃないこともしているんだけど。でも、わかりやすいし、そこを基盤にやってますよってことで、そう言うことが多いんです。
橋本:なるほどね。
井上:2人が「俳優」って言ってるんだったら、じゃあ、俺だけが「ミュージカル俳優」って言ってもなんかね…。
浦井:(笑)。いいじゃないですか。
橋本:(井上さんは)「ミュージカル俳優」という言葉を、世間に広めたパイオニアだよね。
浦井:そこは、間違いなく、芳雄さんだと思います。
井上:そんなことないですけど。
橋本:俳優さんがミュージカルをやるっていうのは、よくあるパターンではあったけど「俺は、ミュージカル俳優なんだ」って、ミュージカルというものにすごくプライドを持って、それを先頭切ってやっているのは、やっぱり井上芳雄だったし、今もそうだけど。
浦井:間違いない。

井上さんは「僕は、ミュージカル俳優になりたくてここに入ったので…」と語り、ここから3人がこの世界を目指したきっかけが語られます。
ほかにも、印象的な演出家との出会い、謎に包まれた浦井さんのプライベート、ミュージカル俳優の金銭事情など、さまざまな話題を展開します。

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