その後、なつ美の持っていた「旦那様の好物」のメモを目にした瀧昌は、緊張しながら「メシうまかったです」と感謝を伝える。

しかし、なつ美は外套を着て座ったまま眠っていた。そんななつ美を抱きかかえた瀧昌は、ゆっくりと身体を寝かせてあげる。

帰らない瀧昌(本田響矢)に不安を募らせるなつ美(芳根京子)

翌日、なつ美は母屋から布団を借り、たけのこご飯を作って瀧昌の帰りを待っていた。しかし瀧昌は夜になっても帰ってこない。

「海軍士官は芸者遊びが激しい」という噂を思い出し、不安になるなつ美。

さらに翌日、郁子に話すと、海軍は何ヵ月も家を空けるのは当たり前、こればっかりは慣れるしかないと言われてしまう。

郁子のアドバイスを受け、なつ美は瀧昌が働く艦に面会へ。

受付で自分の名前を旧姓で書いてしまい、続柄を悩んでいると担当の水兵に「妹と書けば問題ない」と言われ、その通りに書いてしまう。

妹が面会に来ていると聞いた瀧昌は不審に思うが、同僚の深見龍之介(小関裕太)の機転により「妹」がなつ美だと判明する。

「俺を訪ねてくる女の人なんて貴女ぐらいしかいない」という瀧昌の言葉にうれしくなるなつ美。2人はそのまま一緒に帰ることに。