1人、寝室に取り残されたなつ美がそわそわしていると、瀧昌が戻ってくる。

手にはお釜や調理道具などを抱え、玄関にはたくさんの食器が。瀧昌が母屋から借りてきたのだ。炊事場の準備を瀧昌にさせてしまい、なつ美は慌てて食器を持とうとするが、ぐらついた食器が落ちそうに。

その瞬間、瀧昌が食器を引き寄せ、2人の手が触れ合った。なつ美は赤面し、うつむいてしまう。

なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)は初夜を迎えるが…

なつ美は、結婚して初めての食事を用意。

あっという間に食べ終わり、おかわりが欲しい瀧昌だが、何と言えばいいのかわからない。ようやく気づいたなつ美は、慌てておかわりを用意した。

そして、なつ美は瀧昌の食事の早さに合わせようと一生懸命にご飯を食べる。 

食事を終え、なつ美が「お布団を敷いてきます」と言うと、瀧昌は明らかに動揺。なつ美も今日が「初夜」であることに気づくが、初夜に何をするのかはわからず…。

布団を敷こうと寝室の押入れを開けたなつ美だが、そこに布団は入っていなかった。

その状況に、瀧昌は「私はここで朝を待ちます。あなたは母屋に行って寝させてもらってください」となつ美を気遣うが、なつ美は自分も一緒に朝を待つと言う。

瀧昌は電灯を消し、夜になって冷えてきたことから、なつ美に自分の外套(がいとう)を渡した。