その夜、緊張しながら布団を敷くなつ美。そこに風呂から上がった瀧昌がやってくる。
ギクシャクした空気のなか、なつ美は風呂へ。1人になった瀧昌は、布団を近づけたり離したりと落ち着かない。
トイレに向かうが、脱衣所でなつ美が脱衣中ではないかなどとあれこれ考えてしまい、ついには酒を求めて台所へ。
しかしそこに酒はなく、あったのはぬか床だけだった…。
ドキドキしながら迎えた“2度目の初夜”なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)は手を握り…
寝室の前で立ち尽くす2人。瀧昌は「寝ます」と宣言し、電灯を消して布団に入る。
それを見たなつ美も布団に入るが、出し抜けに「初夜とは何をするんですか」と瀧昌に尋ねた。
驚いた瀧昌は布団から飛び起き、なんとか説明しようと試みる。「接吻などからまずは…」と瀧昌が話すと、なつ美は身体をこわばらせ、震えながらキスを待つ。
それを見た瀧昌は「私たちは距離を縮めることの方が先です」と話し、なつ美の両手をそっと握った。

なつ美の手の冷たさに気づいた瀧昌は彼女を布団に寝かせ、寒くないかと心配。なつ美は手を出して「触ってみます?」と言ってしまい、瀧昌はその手を握ってしまう。
手を繋ぎ、どうすればいいか分からない2人はそのままの状態で寝ることになった。
翌朝、瀧昌は「しばらく家を空けます」と告げ、家を後に。それから2ヵ月が経ち、1人で暮らすなつ美の元に電報が届いて…。