宮﨑あおいさんが、『ザ・ノンフィクション「あの日 僕を捨てた父は3 ~ようやく家族になれたのに~」』(4月20日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
8歳で自分を捨て憎み続けた父は認知症…ゲーム芸人・フジタさんはそんな父と同居。家族を持ちたいと願い、結婚、そして待望の子供に恵まれます。ようやく家族ができたフジタさんを待っていた運命は…。2022年、2023年の放送に続くシリーズ第3弾です。


ナレーション収録後、宮﨑さんにインタビュー。シリーズ第1弾から約2年半、フジタさんとお父さんを見守って感じたことや、親が子どもに与える影響について聞きました。
“家族”の幸せを感じるフジタに、思いもよらない運命が…
「家族」が誰よりも欲しかった男性にとって家族をつくるというのは、こんなにも難しいことなのでしょうか…。
アパートの一室で大量のゲームソフトと暮らすゲーム芸人・フジタさん(47歳)。人々を魅了する神業の裏側には、彼の悲し過ぎる生い立ちが深く関わっていました。

小学校入学直前、母親が急死し、父と2人で暮らすことに。ところが父は、フジタさんの同級生の母親と恋仲になってしまい、家に帰ってこなくなりました。小学2年生で始まった独り暮らし。そのつらさと寂しさを紛らすために、来る日も来る日もゲームに没頭。
それから35年…フジタさんは、かつて自分を捨てた父親と同居することになります。長年、憎み続けた父と再会したとき、すでに父は認知症を患っていました。

かつて過ごせなかった「親子の時間」を取り戻したいと思い始めたフジタさんは、父とぶつかり合いながらも、初めて父のことを知ります。そして幼い頃の自分との写真をずっと財布の中に入れていたことを知り「自分も家族を持ちたい」と願うようになります。
44歳にして始める婚活。マッチングアプリで知りあった恋人との間に待望の赤ちゃんを授かったフジタさんは、結婚を決意。「新しい家族」との生活、そして、そのことを喜んでくれる父の存在…フジタは「家族」というつながりに、これまでの人生にない幸せを感じていました。
一つひとつ幸せの階段を上っているように見えたフジタさんを待ち受けていたのは、思いもよらない運命でした…。