芳根京子さんが“語り”を務める、『ザ・ノンフィクション「たどりついた家族4 前編~戦火の故郷へ 母と子の決断~」』(7月20日14時~/フジテレビ※関東ローカル)が放送されます。

ウクライナから戦火を逃れ日本にたどりついた母子。あれから3年が経ち、支援金の打ち切りが決まり母は帰国を決意しますが、戦況は悪化するばかり。帰るか、それとも残るべきか、子どもたちの心が揺れ…。2022年より毎年放送されてきたシリーズ第4弾です。

【第1弾】芳根京子 ウクライナからの母子の脱出行に「これが現実なんだ」
【第2弾 前編】芳根京子「早く心からの笑顔が見たい」東京で暮らすウクライナ避難民の母子の日々に
【第3弾】芳根京子「時間が経てば経つほど、思いは複雑に」東京で3度目の春を迎えたウクライナからの避難母子の葛藤を思う

子どもたちが日本に馴染んでいくなか、母は孤独と焦りを募らせ…

「ママも小学校に行った方がいいよ。日本語がしゃべれないから」そんな小学1年生の息子の言葉を、母はどんな思いで聞いていたのでしょう…。

2022年3月、ウクライナ東部の自然豊かな町で暮らしていた母・マーヤさん(47)は、次女・レギナちゃん(8)と長男・マトヴェイくん(6)を連れ、ロシアの侵攻による戦火を逃れ、日本にたどり着きました。

家族3人で暮らし始めたマーヤさん一家(2022年放送 第1弾より)

家族は東京都の支援を受け、東新宿にある都営住宅に入居。子どもたちは幼稚園や小学校に通い、友だちをつくり、日本語を少しずつ覚え、日本での生活に溶け込んでいきます。

漢字の勉強をするレギナちゃん(2023年放送 第2弾後編より)

一方で、日本語にも文化にもなじめない母・マーヤさんは、我が子が次第に故国・ウクライナのことを忘れていくように感じ、孤独と焦りを募らせ…。

左から)帰国について話し合うマーヤさん、長女・アナスタシアさんの日本人の夫・和真さん、アナスタシアさん、(2024年放送 第3弾より)

そんな中、ウクライナに残してきた障害のあるマーヤさんの兄・ジェニャさんが失踪。さらに、生活の支えであった、財団からのウクライナ避難民への支援金が、3年を機に打ち切られることに。

帰国を模索するマーヤさんに対し、日本に引き止めようと必死なのが、長女・アナスタシアさん(24)と日本人の夫・和真さん(37)。夫婦は子どもだけでも日本に残すよう、何度も説得を試みるのですが…。

ウクライナ帰国について話し合う家族

ウクライナ侵攻から3年。戦況が悪化する中、母と幼い姉弟が下す決断は…。

母・マーヤさんと姉弟

ギャラクシー賞「報道活動部門」奨励賞、民放連賞「テレビ報道部門」優秀賞を受賞したシリーズ第4弾。

『ザ・ノンフィクション』日本民間放送連盟賞テレビ報道部門で優秀賞!

予告動画

YouTube「フジテレビドキュメンタリー」で、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。7月20日(日)14時~「たどりついた家族4 前編~戦火の故郷へ 母と子の決断~」予告。

配信スケジュール

7月6日・13日放送「今晩 泊めてください2〜ボクが一生続けたいこと」前後編(語り:あのさん)が、7月27日までTVerFODで無料配信されます。

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