宮﨑あおいさんが、ゲーム芸人・フジタさんの人生を読みます。

宮﨑さんは、10月23日(日)14時~放送『ザ・ノンフィクション「あの日 僕を捨てた父は~孤独な芸人の悲しき人生~前編」』(フジテレビ/関東ローカル)のナレーションを担当します。

そのゲームテクニックでファンを魅了するゲーム芸人・フジタさん。しかし、その華麗な技の裏側には悲し過ぎる生い立ちがありました。幼少期に母と死別、その後、小学2年生でふたり暮らしをしていた父に捨てられ、悲しみを紛らわすためにゲームに没頭するしかなかったのです。

そんな父を恨み続けていましたが、昨年、父から呼び出されたことで、思わぬ方向へ人生が動き始めます。

<【後編】宮﨑あおい「自分自身がきっと一番つらい」“憎しみ続けること”への持論>

ひたすら父を憎み、孤独を生きてきた芸人と父の再会

アパートの1室で大量のゲームソフトに囲まれて暮らす男性がいます。

部屋を占拠し、廊下や台所にまで積み上げられたゲームソフト。残された1畳ほどの空間で、寝るか食べるかゲームをするか。そんな日々が何十年も続いています。集めたゲームソフトは約3万本。レアなゲームは高額であっても衝動買いするため、借金がかさみます。

男性の名前は藤田真也さん(45)。“フジタ”として、ゲームの腕でファンを魅了するゲーム芸人としての顔も持ちます。しかし、その華麗な技の裏側には、悲し過ぎる生い立ちが深く関わっていました。

それは、フジタさんが小学校入学直前のこと。母親がクモ膜下出血で突然、この世を去り、父親とふたりで暮らすことになりました。しかし、その父が家に帰らなくなりました。父はフジタさんの同級生の母で、シングルマザーの女性と恋仲になってしまったのです。

小学2年生で始まった一戸建てでの「独り暮らし」。自分をこんな目に遭わせる父を憎み、その苦しさと寂しさを紛らわすために、フジタさんはゲームに熱中してきました。それから約35年…。

2021年の正月、フジタさんは突然、父親に呼び出されます。83歳になった父は、「自分が死んだら全財産をお前に遺す」と言い、遺言状を書きたいと言い出したのです。

そして、その直後から、父親に異変が起こりました。認知症が始まったのです。

ひたすら父を憎み、孤独を生きてきた芸人と父親の再会。フジタさんを待ち受けていたものとは…。

フジテレビュー!!では、ナレーション収録を終えた宮﨑さんにインタビュー。前後編にわたり、フジタさんと父の息詰まるようなやりとりを見守った宮﨑さんに、その関係性についての印象などを聞きました。