松本若菜さんが、『ザ・ノンフィクション「夢と修業と初恋と 前編〜スマホ禁止に私語厳禁〜」』 (8月10日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当します。
神社仏閣を修復する宮大工になりたいと、全国から10代の若者が集まる「宮大工養成塾」。わずか1畳での生活、スマホ禁止、私語厳禁、娯楽なしの3年間…カンナ削りに苦戦し、同期との差が開くばかりの1人の塾生に彼女ができて…修業と恋の行方を追いました。
ナレーション収録後、自身の祖父と父も大工さんだという松本さんにインタビュー。それぞれに奮闘する塾生の印象や、塾長の思いに対して感じたこと、松本さんのデビュー当時のことなどについて聞きました。
一人前の宮大工を目指す修業の日々 怒られてばかりの若者に転機が…
作業中は私語厳禁、スマホは禁止で娯楽なし…それでも、神社仏閣を修復する「宮大工になりたい」という夢を抱き、全国から10代の若者たちが集まる場所があります。
大阪府太子町にある「宮大工養成塾」。生活に与えられるスペースはわずか1畳。起床は午前4時半、食事は正座で黙食…そんな若者たちを厳しくもあたたかく見守る塾長の金田優さん(38)の指導のもと、3年間で一人前の宮大工を目指す修業の日々。
来春卒業を控えた2年生の中で、いつも厳しく怒られてばかりなのが19歳の片山さん。

入塾初日、「宮大工を一生の仕事にする」と宣言したものの、カンナ研ぎを怠(おこた)り、養成塾への不満をこぼすことも…それでも「絶対に辞めない」という意地を胸に、木材と向き合い続けています。
唯一の長髪がトレードマークの2年生、石井さん(20)。
かつてはゲーム漬けの日々を送り、引きこもりがちでした。そんな石井さんの前に立ちはだかるのは、現場で責任者を任せられる同期・佃くん(20)の存在。「置いて行かれた…チャンスを自分から取りにいかないと」と奮起した石井さんは、自らを変えようと驚きの行動に出ます。

年が明け、塾での最後の年を迎え、怒られてばかりの片山さんにも大きな転機が訪れます。そして、淡い恋の予感が…。
全国の歴史ある神社仏閣を修業の舞台に、失敗を繰り返しながらも切磋琢磨し、技を磨き成長していく若者たち。一人前の宮大工を目指す修業の日々を追いました。