事故患者の処置に必死の朱羅に、保は内視鏡なら扱ったことがあると田中の治療を始める。

患部を見つけた保は処置に成功するも、田中が再び吐血。田中に再び内視鏡を挿管しようとするも苦戦する保を、事故患者の処置を終えた朱羅が制した。

そして、保が発見できなかった患部を治療。朱羅は保に「まだ修羅場に立つ資格はない」と言い放ち、保は呆然としてしまう。

トンネルの崩落事故発生!朱羅(松本若菜)は保(佐野晶哉)と現場へ

夜が明けて、大黒が出勤してくると、トンネルの崩落で多数の怪我人が出ていると連絡が入った。

朱羅はすべての患者を受け入れると言うが、大黒は軽傷者のみにすると譲らない。

すると、朱羅は保を引き連れて病院の外へ。ドクターカーのキーを保に渡し、事故現場に向かって運転するよう告げた。

トンネル崩壊現場は、まさに修羅場と化していた。多くの怪我人たちの治療に救急隊員、医師たちがあたっている。

朱羅も保とともに治療を始めると、救急隊員が女性をトンネルから運び出して来た。保はそれが、佐江の母・洋子だと気づく。

トンネルに戻りたいと救急隊員に懇願する洋子に、朱羅が何があったのかと尋ねると、孫の陽菜に鉄筋が刺さっていて動けずにいると言う。

再崩落の恐れがあるので救助隊以外は入れないと制止されるが、朱羅は保とトンネルの中へと進んでいった。

ほどなく朱羅たちは陽菜の元に着くが、心停止している。救急隊員は鉄筋を先に除去して運ぶと言うが、朱羅は止血と心拍再開を優先すると処置を始めた。

素早く止血を終え、開胸して心臓マッサージをする朱羅。その甲斐あって、陽菜の心拍は再開。鉄筋の除去も終了し、陽菜を運び出そうとした矢先、再び心臓が止まってしまう。