松本若菜さん主演、水10ドラマ『Dr.アシュラ』。
本作は、帝釈総合病院救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医・杏野朱羅(松本)の活躍をノンストップで描きます。原作は、こしのりょうさんによる同名コミック(日本文芸社/全3巻)。
朱羅を中心に、薬師寺保(佐野晶哉)や大黒修二(田辺誠一)ら救急科メンバーの活躍をノンストップで描き続けてきた今作も残すところあと2話。物語は、いよいよクライマックスに突入します。
年齢も立場も違う2人の男が病室で出会い、心を通わせていくが…
このたび、第10話に、マキタスポーツさん、矢野聖人、が出演することが発表されました。

マキタスポーツさんが演じるのは、情に厚いホームレス・小西達夫。矢野さんが演じるのは、疾患を抱える青年・佐藤健太。ひょんな巡り合わせで同室に入院することになった2人が心を通わせ、次第に数奇な運命に翻弄されていくさまが描かれます。
病院近くの公園のベンチで朱羅が軽食をとっていると、ホームレスの小西(マキタスポーツ)が近づいてきます。朱羅と小西は付き合いが長く、2人は友人同士。そんな小西は腹をさすりながら昨日から腹痛が続いていると訴え、朱羅は脱水症状を疑い小西を病院へ連れて行くことに。

一方、28歳の青年・健太(矢野聖人)が救急隊によって搬送されてきます。健太の婚約者である奥西千尋(日比美思)が自宅で倒れている健太を発見。健太は、肝機能の数値が悪く、しばらくの間入院することに。こうして同室に入院することになった小西と健太。若くして疾患を抱える健太を心配そうに見つめる小西は、健太と2人きりになると「おい、ちょっといいか」と話しかけ…。
年齢も境遇もまったく異なる2人でしたが、次第に心を通わせ絆は深まっていく。しかし、ある日を境にその関係が揺らぐことになり…。そして、誰も知り得ない衝撃の事実が明かされたとき、朱羅はひどく動揺し究極の選択を迫られることに――。

マキタスポーツさんは、20代で芸人デビュー。芸人活動のかたわら俳優業もスタートし、映画『苦役列車』(2012年)でブルーリボン賞新人賞などを受賞。直近の出演作に『この素晴らしき世界』(2023年/フジテレビ系)、『ザ・トラベルナース』(2024年/テレビ朝日)、『119エマージェンシーコール』(2025年/フジテレビ)など。
矢野さんは、2010年、蜷川幸雄さん演出の舞台『身毒丸』主演オーディションでグランプリを受賞。『GOLD』(2010年/フジテレビ)で俳優デビュー。その後は『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズ(2019年ほか/フジテレビ)、『SUPER RICH』(2021年/フジテレビ)、『王様戦隊キングオージャー』(2023年/テレビ朝日)などに出演しています。
『Dr.アシュラ』第10話は、6月18日(水)22時より、フジテレビで放送されます。