『Dr.アシュラ』第10話あらすじ完全版
病院近くの公園のベンチで杏野朱羅(松本若菜)が軽食をとっていると、ホームレスの小西達夫(マキタスポーツ)が近づいてくる。
朱羅が無言でアイスの袋を渡すと、小西は「おお、いつもの。サンキューな」と礼を言った。
その後、腹をさすりながら昨日から腹痛が続いていると訴える小西。朱羅は脱水症状を疑い病院へ連れて行くことにした。
「朱羅は一体どこに行ったのか」と薬師寺保(佐野晶哉)や大黒修二(田辺誠一)らが話をしていると、救急外来の初療室に朱羅が小西を連れて帰って来る。
小西の身なりに顔をしかめる保だが、大黒は「タツさん。久しぶりですね」と声をかけ、看護師の九曜沙苗(結城モエ)や水吉歩夢(荒井玲良)たちとも馴染(なじ)みの様子。
小西の採血結果を確認した朱羅は、経過観察のため小西を入院させることを決めた。

一方、28歳の青年・佐藤健太(矢野聖人)が救急隊によって搬送されて来る。健太の婚約者である奥西千尋(日比美思)が自宅で倒れている健太を発見したという。
肝機能低下による意識障害と診断された健太は、しばらくの間入院することに。小西が「やっぱ布団は最高だなぁ~」とくつろいでいると、同じ病室に健太が運ばれてきた。
その様子を心配そうに見つめる小西は、2人きりになったタイミングで健太に話しかける。やがて、小西と健太は野球の話などで意気投合。
そんななか、六道ナオミ(小雪)から呼び出された健太は、急性肝不全という診断を知らされた。