『Dr.アシュラ』第1話あらすじ完全版
帝釈総合病院・救急科。初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。
不安を隠せない様子の保に看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では重症患者は受けていないと話す。その方針は院長・不動勝治(佐野史郎)によるもので、医療ミスなどが起きないようにするのが理由だと言う。
その言葉に安堵する保だが、歩夢は「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を加えた。
保が休憩室に行くと、ソファで眠っている女性の姿が。救命医・杏野朱羅(松本若菜)だ。
元・救急科科長であり、朱羅にとっての師匠・多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、彼の意思を継ぎ孤軍奮闘していた。

保がその寝顔にみとれていると、突然朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり初療室へ急ぐ。
保が後を追うと救急隊からのホットラインが。心肺停止患者の受け入れ要請に対し朱羅は「すぐに連れてきて」と答えた。