『Dr.アシュラ』第9話あらすじ完全版
患者を“命の修羅場”から救いたい。その純粋な思いで救命を続ける杏野朱羅（松本若菜）はほとんど家に帰ることはない。
救急科・科長の大黒修二（田辺誠一）に「屋上のテントは片づけたのか？」と言われても適当にあしらう始末。
大黒に口うるさく叱られながら病院の廊下を歩いていると、うずくまっている妊婦（村川絵梨）を見つける。
朱羅と大黒は慌てて駆け寄り、妊婦を初療室に運んで手当てすると、妊婦は朱羅や大黒、看護師の三宝加代子（阿南敦子）の名を呼んで礼を述べた。
名前を知っていることに驚く朱羅たち。するとそこへ梵天太郎（荒川良々）が「美鈴！！」と駆け寄ってくる。ニコニコと笑顔を振りまく美鈴は、梵天の妻だったのだ。
その後、自動車にはねられ外傷を負った女子高校生、土井明日花（吉冨さくら）が運び込まれてくる。
意識はあるものの、こちらの呼びかけへの反応に乏しい状態の明日花。朱羅は耳が聞こえていない可能性を悟り、筆談を試みる。
そこへ明日花の父・孝（三浦剛）が飛び込んできた。しかし、父親の姿を見るなり娘の表情が曇る。孝は手話で会話するも、明日花は孝を追い返した。
