高齢の親のために今すぐできる手軽な対策について、専門家が語りました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、「親の衰えが気になったとき、今すぐできる親孝行」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、大神いずみさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが話し合いました。
ちょっとした段差も要注意!高齢者が自宅での転倒を防ぐための対策は?
スタジオには、話題の書籍『親への小さな恩返し100リスト』の著者でケアマネジャーの田中克典さんが生出演。大神さんは「母が一人暮らしなのでこまめに電話するようにしているけれど、耳の聞こえが悪く反応が鈍くなっている」と悩みを打ち明けました。
千秋さんと竹山さんも親の老いを感じたエピソードを語り合い、田中さんは「親は子供に衰えを悟られたくないし、子供は元気でいてくれると思いたいものだが、病気や怪我で介護が必要になる前に、ちょっとしたアイデアで親の生活をラクにすることができる」と、日頃からの準備の大切さを訴えました。
厚生労働省の調査によると介護が必要となる主な原因は、1位「認知症」、2位「脳血管疾患」に続き、「骨折・転倒」が3位!三木さんが「親が90歳を過ぎてから、転んでも自分で起き上がれないようになり、車椅子生活になった」と言う通り、「転倒予防」が高齢の親の生活ではポイントになるようです。
そこで田中さんは、シニアYouTuberの成羽さんの自宅を訪れ、転倒予防などの対策をアドバイス。成羽さんの部屋の動線部分を電源コードが這っているのを見た田中さんは、転倒を避けるために「家具の後ろなどにコードの通り道を作る」「壁や天井に固定する」とポイントを伝授しました。
また成羽さんが「夜起きたときに、寝室のカーペットと敷居の段差で転びそうになった」と相談すると、田中さんは「カーペット用の両面テープを使ってカーペットが浮き上がらないようにする」「段差の手前に蓄光テープを貼る」といった対策を提案しました。
風呂場には滑り止めマットや背もたれ付きの椅子を準備!脱衣所にも椅子を置くと着替えがラクに!
風呂場での転倒を防ぐ方法についても、田中さんはアドバイス。裸で入る風呂場は転倒時のダメージも大きいので、早めの対策が必須だといいます。
洗い場に滑り止めマットを敷くだけでなく、「滑って顔が沈んでしまわないように浴槽の中にも滑り止めマットを敷く」「背もたれ付きの椅子を置く」「浴槽の手前の端に手すりを付ける」など、リフォームをせずにできる対策を列挙。
千秋さんは「事前に許可を取ると『いらない』と言われそうだから、勝手に買って置いてくるのがよさそう」と笑みを浮かべ、三木さんは「全部使っているが、背もたれ付きの椅子などは僕らの世代でも役に立つ」と体験を語りました。
田中さんは、「着替えるときは片足立ちでバランスを崩しやすいので、脱衣所に椅子を置く」「階段に滑り止めテープを貼る」など、リフォームを検討する前にできる対策もアドバイス。
また、成羽さんの「仏壇で火を扱うのが不安」というお悩みには、「ガラスで覆われたろうそく立てを使う」「消し忘れに備えて、5〜10分で燃え尽きるろうそくを使う」と解決策を示し、短いろうそくはホームセンターなどで気軽に手に入ると知った三木さんは「仏壇に線香を備えたい世代にとって、不安を取り除ける」と安心した様子でした。