創亮は、菜那歌と寿々を連れて熊川宿にある旅館を訪ねた。宇宙サバ缶2期生の早川樹生(中川翼)がその宿の厨房で働いていた。

菜那歌と寿々は樹生から、くず粉を使ううえでのアドバイスを聞く。樹生は、くず粉の話とともに、先輩たちからサバ缶を宇宙に飛ばしたいという夢を受け継いだと語る。さらに創亮は、菜那歌と寿々に「若水(若狭水産高校)時代から続くみんなの夢や」と笑顔を見せた。

菜那歌と寿々は「先輩たちは自分たちの手でサバ缶を宇宙に飛ばしたかったはず」という朝野の言葉を思い出し…。

木島(神木隆之介)からOKが出て、喜ぶ朝野(北村匠海)たちだったが…

菜那歌と寿々は、宇宙サバ缶1期生でパンケーキ店のカリスマ店員・佐々木柚希(ゆめぽて)の元へ。実習が地味だから辞めようとしたという2人に、柚希は、夢にたどり着くまでには辛抱しなければいけないことばかりで地味なのは当たり前だと説教した。

その帰り道で、奏仁が、大檎と同じクラスの普通科生徒・三好勝哉(染谷隼生)たちに絡まれているところに遭遇する。

三好は宇宙サバ缶作りをバカにして、奏仁を突き飛ばす。奏仁は三好につかみかかり、ケンカになってしまっていた。

朝野と同僚教師の黒瀬正樹(荒川良々)は普通科へ出向き、坂田に謝罪。三好は「宇宙サバ缶のことを話したら、急に怒り出した奏仁に殴られた」と主張する。

そこに、菜那歌と寿々がやって来て、三好から先に手を出したと証言した。

朝野は、奏仁への疑いを晴らしてくれた2人にお礼を言う。

対する那歌と寿々は、実習が地味だと言ったことを謝罪。先輩たちや瑠夏、奏仁が宇宙サバ缶作りに本気で取り組んできたことに気づいたという。

2人は泣きながら、なぜそんなに夢中になれるのか知りたいから実習を続けたいと朝野に伝えた。

朝野は坂田の許可を得て、普通科の生徒に海洋科学科の実習を見てもらうことに。大檎や三好たちも海洋科学科の実習を見学する。

瑠夏たちは、普通科の生徒に宇宙サバ缶作りについて説明。大檎は、仲間たちと一緒にいきいきと宇宙サバ缶作りに取り組む奏仁の姿や代々受け継がれてきた“黒ノート”を見て、奏仁が大きな夢に真剣に取り組んでいることを知る。

JAXAでは、東口が宇宙日本食開発ルームに戻ってきた。フライトディレクターには別の人が決まり、東口の夢はかなわなかったのだ。

木島がまだ宇宙飛行士募集にエントリーしていないと聞き、驚く東口。木島はその理由として「まだやり残したことがある気がする」と言う。

亡き父の代わりに奏仁の面倒を見なければいけないと思い込んでいた大檎は、自分のやり方が弟を縛っていたと気づいたと謝罪。そして「宇宙に飛ばせるとええな」と、奏仁の夢を応援する。

瑠夏たちは、くず粉をサバ缶に使う実験を重ねる。試行錯誤した末、ついに宇宙サバ缶ができあがり、木島を小浜に呼んで試食してもらうことに。

木島から粘性と味を認められて喜ぶ瑠夏たちと朝野、奈未。木島は朝野たちに、今後の予定を伝える。これから宇宙サバ缶は認証に向けての検査に入り、すべての検査が終わるのは最低でも1年半かかるという。

宇宙サバ缶の認証が、瑠夏たちの卒業までに間に合わないかもしれない──。その現実に朝野たちは言葉を失う。

『サバ缶、宇宙へ行く』公式サイト

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