月9ドラマ『サバ缶、宇宙へ行く』は、福井県の水産高校の生徒が、世代を超えて「宇宙食開発」という大きな夢に挑戦した奇跡のような実話をもとに、青春感たっぷりに描くオリジナルストーリー。
新米高校教師の主人公・朝野峻一(北村匠海)が、生徒たちを見守りながら夢を応援し、ともに伴走するなかで、自身も成長していく軌跡が描かれます。
2026年5月18日(月)に放送された第6話のあらすじ完全版を紹介します。
『サバ缶、宇宙へ行く』第6話完全版
2012年。朝野峻一(北村匠海)は若狭水産高校(若水)の職員室で、タバコを吸った生徒・井畑雄介(荒木飛羽)から話を聞く。
卒業を前に、もし停学になったらどうするのかと朝野に問われた井畑は「どうせ廃校になる学校を卒業しても仕方ないから退学でいい」とヤケになっていた。
そのやりとりを見ていた教師・黒瀬正樹(荒川良々)は「廃校と退学は別だ」と、井畑を叱りつける。
素行の悪い井畑は、3年生になってから補導されることが続いていた。
生徒や町の人々が反対の声を上げても若水の廃校は既定路線とされ、生徒たちも「どうせ廃校だから」と気力を失くしてしまった。
宇宙食の夢をつないできた実習は生徒たちが自由にテーマを決められなくなり、学校側が決めたものしかできなくなったことも、生徒たちのやる気を削いでいた。
生徒の佐伯健人(市原匠悟)は、東日本大震災の被害を受けた岩手県でボランティアをしてきたレポートを授業で発表する。
佐伯に対して一部の生徒たちから揶揄(やゆ)する声が飛ぶと、井畑が「静かにしろ」と言って黙らせる。その後、お礼を言おうとする佐伯を、にらみつける井畑。
朝野は黒瀬から、井畑と佐伯は幼なじみで仲が良く、1年生の頃はずっと一緒にいたと聞かされた。

