一方、あんとさとこは、2階の樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)の部屋を訪れ、テントに入ったり、写真を見たりして楽しんでいた。

奈央と志保は、それぞれの親について話をする。シングルマザーで3人の子どもを育てた志保の母親は奈央のことを受け入れ、良い関係を築いている。しかし、奈央の親は志保とのことを聞き「気持ち悪い」と言い放ったという。

母親は自身に興味がないという奈央の言葉に、あんは自分の親を重ねた。

あん(仲間由紀恵)が語る渉(北村有起哉)の好きなところは「よく泣くところ」

あんは、自分と渉の離婚話について意見を求める。さとこは他の人と比べなくていい、上の世代の自分からするとうらやましいと伝え、「応援するよ」と笑顔を見せる。

志保から、渉とのなれそめを聞かれ、あんは大学の合格発表で大喜びしている渉と出会った時のことを話し始めた。

その頃、3階では、渉も慎一に同じ話をしていた。いつも何かに納得できずに怒っているあんといると、自分が向上できる気がする、と話す渉。あんは、渉のよく泣くところが好き、泣く男性は信用できる気がする、とつぶやく。

慎一は渉に、男にとって家庭は城かもしれないが、女性にとっては牢獄で、そこに本当の自由はないのだと話をした。

朝になり、慎一は渉を連れてラジオ体操へ。少し遅れて女性4人もやって来る。

お互いを見つけ、少し気まずい渉とあん。渉は順とゆずが小さかった頃に4人で行ったラジオ体操を思い出していた。