<小瀧望 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
フジテレビの連続ドラマに出演させていただくのは今回が初めてですし、木曜劇場という歴史ある枠に自分も出演させていただけること、そしてかつてWEST.のメンバーもお世話になった枠ということもあり、感謝と少しの緊張が入り混じっています。
ちょっと大人な雰囲気のホームドラマに、自分がどう溶け込んでいけるのか…今から楽しみです。
――台本を読んだ印象は?
岡田さんの台本は、セリフだけでなく、ト書きや補足の書き方がとても繊細で、「このニュアンスってどう表現しよう?」と演じ手としてワクワクさせられます。
まだ共演者のみなさんとのかけ合いが始まる前ですが、そのやりとりの中でどんな空気が生まれるのか、僕自身、出演者でありながら一視聴者としてもすごく楽しみにしています。
――小瀧さん演じる、小倉順について教えてください。
僕が演じる順は、本当に気持ちいいくらいにまっすぐで爽やか。無垢(むく)で、真っ白で、ピュアな青年です。少し実年齢より若い設定なので若干不安もありますが(笑)、視聴者のみなさんに「こんな息子がいたらいいな」と思っていただけるような存在を目指したいです。
僕自身、家族とはとても仲が良くて、母とはランチや映画にも行きますし、家族との関係性には共感する部分がたくさんあります。
また、順は消防士という役柄なのですが、ちょうど撮影前に「体をしっかり作ろう」と思ってジムに通い始めていたので、まさかのタイミングに驚きました!制服姿もリアルに見えるよう、体作りにも力を入れていきたいと思います。
実は、役作りの一環で消防署に行こうかと本気で考えていたのですが、制作スタッフさんが用意してくださった資料が丁寧で…危うく不審者になるところでした(笑)。
――共演者のみなさんの印象は?
北村さんとは先ほど(インタビュー前に)初めてお会いしたのですが、おちゃめな方で、もっとお話したいなと思いました。“お父さん”として、これからご一緒できるのが楽しみです。
仲間さんとは音楽番組でご一緒したことはあるのですが、ドラマでの共演は初めてです。作品の中で、自然な“親子の空気”を作っていけるよう、少しずつ距離を縮めていけたらと思っています。
そして、妹役の近藤さんとも初共演で、先ほどお会いしました。11歳差なので…ちょっと衝撃でした(笑)。でも、撮影では“妹思いのお兄ちゃん”として、しっかり包み込めるような存在でいたいと思います。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
まず、木曜劇場という舞台でお芝居できることが素直にうれしくて、出演が決まったときからずっとワクワクしています。
このドラマは、登場人物たちがさまざまな問題に向き合いながらも、思わず笑ってしまうようなやりとりがあったり、ちょっとハッとさせられたり、ときにはじんわりと心が温かくなって涙がこぼれるような…そんな物語です。
岡田さんの脚本をはじめ、スタッフのみなさん、そしてステキな共演者の方々と一緒に、この世界観に息を吹き込んでいけたらと思っています。出演者としても一視聴者としても、本当に楽しみな作品です。ぜひご期待ください!