片桐仁さんが、若手芸人時代の思い出や“推しスイーツ店”を明かしました。
『ノンストップ!』(フジテレビ)では、ゲストが自身の“激推し”しているものを紹介する新コーナーがスタート。

8月18日の放送に、舞台『ある日、ある時、ない男。』(8月25日より上演)に出演する片桐仁さんが登場しました。
片桐仁 若手芸人時代の仲間はバナナマン「兄貴感があるんです」

数多くの作品でさまざまな役を演じ、今年すでに7本のドラマに出演している片桐さん。唯一無二の演技で見る者の記憶に残る名バイプレーヤーとして活躍しています。
片桐さんは自身の役作りについて「昔は(その職業の人などに)取材に行っていたんですけど、『どうも現実とドラマはだいぶ違う』と感じたんです。なので、台本を読み込んで、それぞれの役に対して自分で考えていくようになりました」と明かしました。
また、「今年3回も逮捕されました」と話し、「(役であって)私生活ではないですよ。夏にかけられる手錠は熱いということが分かりました」と笑いました。
そんな片桐さんの芸能生活は、俳優ではなく、コントグループ・ラーメンズとしてスタート。

今から約25年前に若手芸人時代をともに過ごした仲間の中には、番組MCの設楽統さんもいます。
当時は、お互いに下北沢に住んでおり、設楽さんが片桐さんの家に遊びに行ったのが出会いのきっかけだったそう。
片桐さんは、「(設楽さんは)同い年なんですけど、芸歴は先輩なんです。設楽さんはすでにプロフェッショナルで、バナナマンとして単独ライブをやっていらした。当時は、単独ライブをやっている人なんていなかったですから」と紹介しつつ、「今の自分があるのはバナナマンのおかげ」と力説。
そして、「忘れもしない1997年12月に渋谷の小さい劇場で行われたバナナマンの単独ライブを見に行ったら、おもしろすぎて」と衝撃を語りました。
当時、ラーメンズがうまくいかず「解散」を考えていた時期だったのだとか。ライブを見て、「『これをマネしようか』と相方と話しまして。それで芸人を続けられたんです」と感謝を伝えました。
本格アーティストな顔も!ギミック付きのオブジェ制作「ダジャレが思い浮かべば」
片桐さんは、役者だけでなく造形作家としても活動しており、自宅のアトリエでアート制作にも打ち込んでいるそうです。

スタジオには片桐さんが制作した造形物が登場。

片桐さんが、かわいらしい猫のオブジェを裏返すと、スマートフォンのケースであることが判明。実際に今、片桐さんが使用しているものだそう。「スマホはケースに入れるのが当たり前になっていますが、ガラケー時代から作っていまして、(当時は)『何やってんだ?』と言われていました」とニッコリ。

また、きらびやかなイグアナのオブジェは、体の横からを開くと“バナナケース”に変身。
「これは、『イグバナナ』という作品です、東急ハンズでバナナケースを見つけ、『これはイグアナの胴体だ!』と思いつきまして。粘土や装飾品を盛って作りました」と明かしました。

どの作品も、見事な造形ぶりでスタジオは感嘆。片桐さんは、月に1作品をつくっていた時期もあるそうで、「猫のスマホケースは『CatwaiiPhone(キャワイーフォン)』と名付けまして、基本ダジャレが思い浮かべば制作できますね。ほかにもサイをモチーフにした『サイフォン(SaiPhone) 』や『鯛Phone5(TaiPhone5)』なんかもありますね」と紹介しました。