松下奈緒さんと桜井ユキさんがサスペンスドラマに挑む心境を明かしました。

1月5日(月)スタートの新ドラマ『夫に間違いありません』(カンテレ・フジテレビ系)は、主人公の朝比聖子が行方不明だった夫の遺体を確認し、保険金を受け取ったあとに死んだはずの夫が帰還するところから始まるサスペンスドラマ。

子どもたちの生活と幸せを守るために妻が下す決断が、家族の日常をむしばんでいく様子をリアルに描きます。

めざましmediaは、主人公でおでんの店を営む聖子に扮する松下さんと、聖子同様に行方不明中の夫の帰りを待ちながら、幼い娘を育てる葛原紗春役の桜井さんにインタビュー。

初共演に寄せる期待やサスペンスドラマに挑む心境、大切な家族との暮らしのために強く生きる母を演じる思いを聞きました。

松下奈緒 主人公は愛情深さから裏切られることも多い女性

――本作の設定やテーマについての考えや台本を読んだ感想を聞かせてください。

松下:脚本が読みものとしても非常に面白く、夢中で一気に読んでしまいました。1話を読むと2話、3話の展開が気になり、この物語はどこへ向かい、主人公は最終的に何を得るのだろうと強く惹きつけられました。

そして、作品をご覧になる方にさらに興味を持っていただくにはどう工夫すべきか、また、脚本の魅力をどのように伝えればよいのかを、現在模索しているところです。

松下奈緒演じる朝比聖子

桜井:主人公の聖子(松下さん)だけでなく、私が演じる紗春など登場人物一人一人が抱えるものをこれほど多面的に描いた作品はあまりないんじゃないかなって感じました。

どのキャラクターの視点に立っても、バックグラウンドや思考がはっきりと伝わってくる内容で、すごく読みごたえがあるなって。演じる私たちでさえ未知の部分が多くて、完成した作品を目にするのが今から楽しみでなりません。

桜井ユキ演じる葛原紗春

――聖子、紗春をどのような人物だと捉えていますか?そんなキャラクターをどんなふうに演じたいかを聞かせてください。

松下:聖子は夫が失踪してしまったことで、家族や店を守るために「今をしっかり生きていかなければ」と日々奮闘しています。そんな状況もあって、正義感や人を愛する気持ちがとても強く、だからこそ人を信じて、結果、裏切られてしまうことも多い。

「そっちへ行っちゃダメ」とわかっているのに、夫を愛しているから手を差し伸べてあげたいという気持ちの中でずっと揺れ動いているので、細かく考えながら演じなければと思いました。ただ、台本に書かれていることだけがすべてではないので、演じながら聖子の心情を深掘りしていきたいと思います。

お芝居に関しては、紗春とはまったくタイプの違う女性ですが、守るべきものがあるという点では共通しています。だからこそ、母として、妻として、そして一人の女性としての姿を大切に演じたいと思っています。

作品をご覧になる方の中には、毎日必死に生きている“お母さん”もいらっしゃると思うので、想定外の境遇に陥ってしまった女性の強さや母としての覚悟を大切に表現したいです。

桜井:1、2話の紗春はすごくエネルギッシュで、ちょっと破天荒な面もあるキャラクターなのですが、たまに垣間見える繊細さ、弱い部分こそ彼女の本質なんじゃないかなって。

そんな部分をポイントにしつつ、突拍子もない感じや感情的になりやすいところが彼女の魅力でもあると思うので、ご覧になる皆さんに愛していただけるキャラクターになるよう、自分の中に落とし込んでいきたいです。