未唯mieさんが、人気絶頂期のピンク・レディーの数々の“伝説”を明かしました。
ゲストが自身の“激推し”しているものを紹介する『ノンストップ!』(フジテレビ)月曜恒例のコーナー。
11月17日の放送に、新曲『Never Did I Stop Loving You』をリリースした未唯mieさんが登場しました。
過密スケジュールすぎて移動はヘリコプター!?「生放送に間に合わせるため」
1976年、女性デュオ、ピンク・レディーのメンバーとしてデビューした未唯mieさん。
デビュー・シングル『ペッパー警部』は、斬新な振り付けと衣装、耳に残るキャッチ-な歌詞で日本中を席巻しました。
未唯mieさんは、爆発的なブームを巻き起こしたピンク・レディーの伝説を明かしました。
当時を振り返り、「車に乗り込もうとすると、ワーッと人だかりができて、なかなか出発が出来なかったり。家に帰るのにバイクなどで追っかけてくる方もいたので、なんとか逃げてからじゃないと帰れなかったりしていました」と回想。
続けて、「下宿先にも人が集まってしまい、そこを追い出されてしまって...。行く先がなかったので、2年間くらいはホテルに住んでいました。でも、そのホテルにお部屋を取っているファンの方もいらしたみたいです」と明かしました。
まさに怒涛の日々を過ごしていた未唯mieさんは、過密スケジュールのため「東北でコンサートが終わって、その後の東京での生放送に間に合わせるため、ヘリコプターで移動したこともあります(笑)」と明かし、周囲を驚かせました。
それでも遅れてしまうこともあったそうで、「歌番組の収録などで先輩方にご迷惑をおかけしてしまったこともあり、『申し訳ありません!』と言いながらスタジオに入って…。後から聞いた話ですと、先輩歌手の方があまりにかわいそうで『腹が立たなかった』とおっしゃっていました」と語りました。
平均睡眠時間は1時間半?「座ると意識が遠のく」
「人気絶頂期のピンク・レディーは寝ていなかった」と業界関係者ではいまだに噂されているそう。
番組では、当時のピンク・レディーがこなしていた1日のスケジュールが紹介されました。
朝の6時ごろに起床してから、生放送のラジオ、テレビの収録、歌番組の生放送、CM撮影をこなし、翌日の深夜4時半ごろに就寝するという、平均睡眠時間1時間半の過密スケジュール。
歌番組の生放送を多いときで3本もハシゴしていたそう。「普通、生放送の歌番組は、リハーサル含めて4段階くらいの準備があるので、1日1本(が限界)。(それでも複数の生出演があるので、)どこかの番組で1本できればいいという感じでやっていました。ですので、ぶっつけ本番でやらざるをえなかったんです」と驚きの内情を明かしました。
歌番組で先輩歌手が歌っている間に寝てしまったこともあり「座ると意識が遠のくんですよ。失礼ですよね...」と苦笑いしました。
当然、新曲の振り付けを覚える時間もなかったそうで、『UFO』の振り付けは本番の2時間前に覚えたと言います。
「当時は、お客さまがいる前で歌う公開収録が多くて、コンサートホールの階段の踊り場のようなところで、必死に覚えて。いきなり本番で、本当に怖かったです。ずっと綱渡りでやっていました」と告白。
続けて、「スケジュールの中に覚える時間がなくて、1時間半の睡眠を削って覚えるしかない。でも、寝ていなさ過ぎて気が遠のいて、覚えるどころじゃなかったです(笑)」と語りました。
