<藤木直人 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
素直に「マジか」でした。顔見知りのプロデューサーさんから「お話があるんです」とお会いしたら、今作のお話だったのでビックリしました。
鑑定人という役どころは初めてなのですが、自分自身は理系人間。理系の役もこれまでたくさんやらせていただきましたので、今回も専門用語や説明セリフがたくさんあるんだろうなと思っています(笑)。
俳優デビュー作はフジテレビ制作の映画だったのですが、それからちょうど30年という節目の年に、主演を任せていただけることはとても感慨深いです。
――原作や台本を読んだ印象は?
理系人間としては、科学を使って事件を解決していくというストーリーはとても興味深い。原作を読ませていただくと、第1話からなかなかヘビーな展開だったので、「ドラマはどうなっていくのだろう」と思ったり…。
一方で、原作の主人公は感情を面に出さないキャラクターでしたが、ドラマでは喜怒哀楽のある人物に仕上がっているので、エンターテインメントとして良い作品になるのではないかと思っています。
――白石さんとは、ドラマ初共演でバディとなります。
アイドルやモデルも経験されていて、バラエティ番組ではモノマネも披露されていたりと、すごく芸達者な方だなという印象です。演技も確かで頼もし過ぎるので、全部お任せしたいくらいです(笑)。
白石さんとは親子のような年の差にはなりますが、表面上はあまりかみ合わないバディを演じていくことになるので、いろいろお話しながら撮影させていただきたいです。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
ささいな科学的事実から謎をひもといていく爽快さを味わっていただきたい。そして、かみ合わない土門×高倉のコンビがどのように活躍していくのか、ぜひ注目してください!