藤木直人さん主演、新水10ドラマ『最後の鑑定人』。
同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。
2018年、『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞(現『小説 野性時代 新人賞』)を受賞した、小説家・岩井圭也さんの同名小説が原作です。
藤木さんが孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を演じ、土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石麻衣さんが、土門の過去を知る科警研研究官・尾藤宏香(びとう・ひろか)を松雪泰子さんが演じます。
このたび、第8話に出演する、白石美帆さん、竹財輝之助さんのシーン写真、コメントが到着しました。
同じ日に書かれた2通の遺言状の真偽に科学の力で迫る
第8話では、ある遺言状を巡る家族の問題に科学の力で切り込みます。
相田(迫田孝也)が薫子(白石美帆)、康文(竹財輝之助)とともに土門鑑定所にやってきます。薫子・康文兄妹の父で「西脇化研」の社長・西脇清蔵(高桑満)が亡くなり、顧問弁護士をしていた相田が清蔵の遺言書を確認すると、遺言書は2通存在していました。

1通は薫子、もう1通には康文へ会社の全株式を移譲すると真逆な内容が書かれており、相田は土門(藤木直人)に遺言書の真偽を鑑定してほしいと依頼します。
高倉(白石麻衣)は、遺言書の筆跡鑑定に必要なサンプルを求めて西脇家を訪れ、清蔵のデスクから便箋や万年筆、インク、ノート、そしてボロボロになった写真を借りることに。一方、土門は、高倉が集めたノートやインクをもとに筆跡鑑定にとりかかります。
便箋も気になる高倉は、土門に筆圧痕の鑑定も提案しますが「遺言書の筆跡鑑定には不要」と一蹴されてしまいます。
数日後、遺言書はどちらも本物という鑑定結果が。2通の遺言書は無効となり、遺産は兄妹で均等に分け合うことになるため、薫子と康文は険悪ムードに。そんな兄妹の前に清蔵の娘だと名乗る春日由紀(松岡里英)が現れ、状況はさらに複雑に…。

白石さんが演じる藤澤薫子(ふじさわ・かおるこ)は、「西脇化研」社長・西脇清蔵(にしわき・せいぞう)の長女で同社の取締役。理系出身ということもあり、会社では研究・開発を担っています。勝ち気な性格で、兄・康文との遺産折半には不満を募らせています。
白石さんのフジテレビ制作の連ドラ出演は『天誅〜闇の仕置人〜』(2014年)以来、11年ぶりのこと。同作では、竹財さんとも共演しています。
竹財さんが演じる西脇康文(にしわき・やすふみ)は、清蔵の長男で薫子とともに「西脇化研」の取締役を務めています。以前は商社に勤めており、MBA(経営学修士)を取得しているため、会社を合理的に経営しようと口うるさく意見していて…。
竹財さんのフジ連ドラへの出演は『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』(2025年)、『波うららかに、めおと日和』(2025年)に続き、3クール連続となります。
『最後の鑑定人』第8話は、8月27日(水)22時より、フジテレビで放送されます。