中沢元紀さんが、自身に大きな影響を与えた出会いについて語りました。

中沢さんは、2022年に俳優デビューし、同年『ナンバMG5』(フジテレビ)で連続ドラマ初出演。その後、『下剋上球児』(TBS)、『366日』(フジテレビ)、『ひだまりが聴こえる』(テレビ東京)など話題作に出演。2025年度前期放送の連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)では、主人公に密かに思いを寄せる青年を爽やかに演じ切り、注目を集めました。

現在、ドラマ『最後の鑑定人』に出演中の中沢さんにインタビュー。出演作が続く中でのリフレッシュ方法、デビュー4年目のお芝居に対する思いの変化やルーティンなどを聞きました。

中沢元紀 デビュー4年目での変化「アプローチに関しては変わり続けています」

──連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)から『最後の鑑定人』とドラマ出演が続いていますが、役の切り替えなどはどのようにしていますか?

僕のなかで、衣装やヘアメイクが役に入るときに一番重要で。それが違うだけで気持ちも変わるので、大きな苦労はなく切り替えられていると思います。

──俳優デビュー4年目ですが、お芝居に対する考え方やアプローチ方法など、デビュー当時との変化はありますか?

アプローチに関しては、作品ごとに変わり続けています。すごく恵まれているなと思うのですが、参加する現場に「この人すごいな」と思える方が必ずいらっしゃるんです。そういった方々の背中を見て、「次はこうやってみよう」「この感じの役だったら、こういうアプローチの仕方もあるのか」と毎回得るものがあって。

共演者の方を見て勉強することで、引き出しも増えていると実感していますし、いろいろな表現に挑戦して、任せられた役を魅力的に見せられるようになりたいという気持ちはより強まっています。