鈴木亮平さん、有村架純さん、AIさんが、きょうだい関係の難しさと面白さを語りました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、「きょうだいを巡るモヤモヤ」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、虻川美穂子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんがトークしました。
「新しいおもちゃはいつも姉がもらって…」有村架純が姉との関係を告白
まずは、映画『花まんま』で兄妹役を演じた鈴木亮平さんと有村架純さん、イメージソングを歌ったAIさんに「きょうだい関係」についてインタビュー。
きょうだいの真ん中だという鈴木さんが「一番下がいい」「兄と妹のアルバムは分厚いのに、自分のは薄い」と主張すると、長女のAIさんは「両親にとっても初めての子でわからないまま育てられるし、下の子が生まれたら『待って』と言われ続けるから、真ん中がいい」と反論。
姉がいる有村さんは「新しいおもちゃはいつも姉がもらって、私は古くなったものばかり。でも、姉も我慢したことがあったんだろうな」と、笑顔で語りました。
3人のコメントを受けて千秋さんが「下の方が好きなことをさせてもらっている気がする」と言うと、末っ子の竹山さんは「確かに自由で楽しかったけれど、大人になると長男が権利を持っているのを実感する」と打ち明けました。
「3歳上の兄が優等生で、家庭訪問でも兄の話ばかりだった」という、52歳女性の複雑な思い出も登場しました。

千秋さんは「自分は学校のヤンキーの先輩が怖かったけれど、3歳下の妹は私がいたからずっと安泰だった」と兄や姉がいる利点を指摘し、三上アナは「兄は要領が良く、受験も就職も上手に流れに乗っていたので、プレッシャーを感じてつらかった」と妹の立場に共感していました。
「昔はケンカばかりだったのに…」AIが語る妹との関係性の変化
「7歳下の弟を母親のように世話していたのに、だんだん弟の態度が大きくなり、最近では挨拶も交わさない」という60歳女性のお悩みでは、竹山さんが「各々が家庭を持つと揉(も)めたりする。今、うちは、金で揉めてます」と苦笑。

鈴木さんとAIさんも、幼い頃からのきょうだいの関係性の変化についてトーク。鈴木さんは「俳優になると決めた時、妹から『なんでそんなに不安定な職業を選ぶのか』と言われた。でも、大手企業での安定した人生を望んでいた妹は、大学卒業後すぐに起業しました」と妹の変化を告白しました。
AIさんは「昔は妹とはケンカばかりだったのに、今ではかわいくて、友だちと遊びに行くのを見送るだけでも別れがつらい」と話すと、千秋さんは「妹が一番の相談相手だし、親友みたい」、虻川さんは「弟とは根っこが一緒だから、わかりあえる」と共感しました。
「3歳上の姉が、プレゼントなどは年長者から選ぶべきだと好きなものを取ってしまった」という49歳女性の恨み節では、自分と妹は「王様と家来」の関係だったという千秋さんが「姉が先に選ぶのが当然!」と開き直り。

「親から『お姉ちゃんなんだから我慢しなさい』と言われるから、妹に対して余計そういう態度になったのかも」と千秋さんは自己分析。一方、竹山さんは「もともと親が『上の子が先に選ぶもの』と教育していたよね」と別の可能性を示唆しました。
『ノンストップ!』(フジテレビ)2025年4月18日放送より