木村文乃さんが、木曜劇場『愛の、がっこう。』で共演するラウールさんとの芝居で感じたことを語りました。
『愛の、がっこう。』は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育った、まじめすぎる高校教師・小川愛実(おがわ・まなみ)を木村さんが、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲルをラウールさん(Snow Man)が演じます。
めざましmediaは初共演の2人にインタビュー。お互いの印象、教師やホストに抱くイメージ、現場の雰囲気、本格的な撮影を前にお互いに言っておきたいことを聞きました。
木村文乃&ラウール 初共演のお互いの印象は?
──木村さんはフジテレビの連続ドラマ初主演となります。本作への出演が決まった際の心境を聞かせてください。
木村:井上由美子さんのオリジナル作品に関わることができる喜びと同時に底知れぬ緊張感もありましたが、私のキャリアの中でも恋愛ものというのは珍しいので、このタイミングでお話をいただけたことにご縁を感じ二つ返事でやります、でした。
主演かどうかというよりも、この物語にどうやって取り組んでいこうか、愛実という人物の魅力をどう表現していこうかと、お話をいただいたときも今もずっと模索している感じです。

──ラウールさんは、フジテレビ系の連続ドラマに初出演になります。本作への出演が決まった際の心境を聞かせてください。
ラウール:スタッフの方々のお名前を見たら、僕の大好きな作品に携わっている方々ばかりで、「これは楽しくなりそう」「やってみよう」と思いましたし、ワクワクしました。
──お2人は初共演ですが、お互いの印象はいかがですか?
木村:お会いする前は、ダンススキルがすごくて、才能の塊なんだろうなと思っていたんです。だけど、才能だけじゃなくて、ちゃんと努力もしている方なんだと思いました。
先日、初めて2人のシーンを長回しで撮影したのですが、そのときに、もちろんキラキラした“才能”をお持ちだけど、それ以上に努力をきちっとされている人なんだなと感じる瞬間があって。アドリブが要求される場面でそう感じたのですが、役に対してすごく愛情を持っているんだな、と。
そういう方とのお芝居は本当に楽しくて。2人のシーンがまだあまり多くないタイミングで、あの長回しのシーンが撮影できたこと、そこで関係性を築けたことは今後に生きてくるなと思っています。
ラウール:ありがとうございます!うれしいです。10分くらいの長回しのシーンで、半分アドリブみたいな感じだったんですよね。

木村:そこにカヲルの過去がふとわかる瞬間が出てくるのですが、「全力で拾いにいきたい!」「この投げてもらった球をこぼしてなるものか!」と思わされて。そういうキャッチボールができたので楽しかったです。
ラウール:楽しかったですね。
木村さんは、温かさと、人当たりの良さ、可愛らしさがギュッと詰まった方だなと感じています。まだ数日しか撮影でご一緒できていないのですが、いい意味で落ち着く方ですね。
──現場で雑談をすることはありますか?
ラウール:それはこれからですね。
木村:私としては、ラウールさんがSnow Manのメンバーの皆さんといるときみたいに、楽しくいられる環境にできればと思っています。