朝野は木島から、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在中の宇宙飛行士・真中忍(井上芳雄)から「明日サバ缶を食べるので、生徒たちにライブ中継で見てほしい」という連絡が来たと知らされる。
町の人々は食堂で、宇宙飛行士がサバ缶を食べる瞬間を待っていた。
実習室には、朝野と奈未、彩花たち、宇宙サバ缶プロジェクトに関わった歴代の卒業生が集まる。
朝野(北村匠海)と生徒たちが15年かけて開発したサバ缶がついに宇宙で食べられる!
ライブ配信が始まり、宇宙に届いたサバ缶が映し出されると、一同は興奮と感動に包まれる。真中がサバ缶を手に取り「福井県の高校生が何年もかけて開発した宇宙食です」と紹介。
そして缶を開け、ひっくり返しても汁はこぼれず、スプーンを入れても柔らかい。サバを口にした真中は「とてもおいしい!」と絶賛し「若狭小浜高校のみなさん、おいしい宇宙食をありがとうございます」と礼を言う。
2005年に朝野が若狭水産高校に赴任して、生徒たちと始めた宇宙サバ缶プロジェクトは、2020年に実を結んだ。実習室、食堂、JAXA、それぞれの場所でみんなが歓喜する。
朝野のスマホには、木島から「おめでとうございます」というメッセージが届いた。
その後、木島が小浜を訪問。朝野と木島は、これまでの道のりを振り返って喜びを分かち合う。
皆川と、木島の上司・東口亮司(鈴木浩介)も小浜に来ていた。
学校から朝野が離れたら寂しくなるだろうと声をかける皆川。朝野は、現場を離れて教育委員会へ行くことを決めていた。
生徒たちと夢を追った日々をかみしめて「成長して、いつかまた現場に戻ってきます」と告げるのだった。
卒業生たちは宇宙サバ缶作りの経験を宝物として、それぞれの夢を追いかけていた。
彩花たちは、卒業。彩花は、自分が朝野や奈未から受け取ったものを生徒たちに渡したいと、教師になる夢を抱いていた。
朝野も、新たな一歩を踏み出していく――。

