実習のことで試行錯誤している瑠夏に、奏仁が「何がそんなに楽しいの?」と話しかけてくる。奏仁は、瑠夏たちが休み時間も削って実習に打ち込む様子を見ていた。

瑠夏は「ただ宇宙に飛ばしたいだけ」と答え、何の役に立つのかと問う奏仁を空の見える場所へ連れていく。

瑠夏は空を見上げて、人が簡単に行けない宇宙に、サバ缶はあと少しで行けるところまで来ていると告げる。「役に立つか立たんかで見るもんじゃないやろ?夢は」という瑠夏の言葉にハッとする奏仁。

奏仁は大檎に、普通科に行って自分のやりたいことができているのかと尋ねる。大檎は「普通科に行けば選択肢が広がる」と言うだけだった。

大檎から、海洋科学科にいても意味がないと言われた奏仁は、瑠夏の言葉を思い出す。

1人で宇宙サバ缶作りを受け継いだ瑠夏(伊東蒼)に増えていく仲間

朝野と奈未の関係を心配する黒瀬は、朝野が生徒たちと距離を置いている理由を奈未に語る。

奈未たちが学生の頃に作ったクラゲ豆腐を県の研究発表大会に出したとき、朝野は良かれと思って、奈未たちが一生懸命書いたプレゼン原稿に手を入れた。

クラゲ豆腐の研究は優勝を獲得したが、自分が奈未たちの純粋な思いを消してしまったことに気づいた朝野。その苦い経験から、自分から働きかけるのではなく、生徒たちを待つことに決めたのだった。

黒瀬は奈未に、朝野が生徒たちを信じているから待てるのだと伝える。

奈未は“黒ノート”を読み返し、生徒の実習にも関わらず自分の書き込みが多いことに気づく。奈未は、これまでの姿勢を改め、瑠夏たちに任せようと決めた。

奏仁は瑠夏たちと奈未に、自分もサバ缶で宇宙を目指したいと言って実習チームに加わる。

「夢は、役に立つか立たないかで見るものじゃない」と言う奏仁に、うなずく瑠夏。奈未は、自分自身で進む道をつかみ取った奏仁を見て、生徒に任せて見守るという朝野のやり方が正しかったのだと実感する。

奈未は朝野に、自分が間違っていたと謝罪。朝野から「菅原さんなら大丈夫だと信じていた」と言われた奈未は、生徒の頃と同じように見守ってくれていた朝野の思いをかみしめる。

JAXAでは、木島と上司・東口亮治(鈴木浩介)が宇宙日本食候補の最終決定を取りまとめていた。木島は最後に、宇宙サバ缶を候補に加える。

朝野はJAXAを訪ね、宇宙サバ缶のサンプルを木島に届けていたのだった。

後日。瑠夏たちと奈未のもとに、朝野が駆けてくる。朝野から「うちのサバ缶が宇宙日本食の候補に選ばれた」と伝えられ、驚く奈未たち。

宇宙サバ缶の夢が、とうとう現実に…!?

『サバ缶、宇宙へ行く』公式サイト

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