今シーズン最強・最長寒波の影響で今も各地を覆う深い雪。
そんな日本列島に、きょう29日から再び、強烈な寒波がやってきます。
西日本から東日本の日本海側を中心に、また大雪となる恐れがあり…、さらには、関東の南部、東京23区でも雪がちらつく可能性があります。
雪国のJAF隊員に密着
『サン!シャイン』が取材したのは、先週、平年の約2.7倍となる最大111cmの積雪を記録した新潟・長岡市。27日も多くの雪が残っていました。
豪雪地帯である長岡市ですが、雪に慣れたロードサービス「JAF長岡基地」の隊員も…。
JAF長岡基地 班長 坂井潤さん:
長岡市内で1m超えましたので、ここの事務所の基地の出入りもちょっと苦労するくらいでした。
そんなJAFの出動に密着。 すると、雪国の人たちでも戸惑う寒波の影響が…。
バッテリー異常なしも「エンジンがかからない…」原因は?
午前8時過ぎ。朝から車の「エンジンがかからない」との依頼を受け、すぐさま急行。そこには出勤前だという夫婦が。JAFへの依頼は初めてだそうです。
JAF隊員・坂井さん「何も心当たりみたいなのないですよね?」
依頼人(50代)「きのうは…」
JAF隊員・坂井さん「全く順調に乗って?」
依頼人「そうですね」
まずはバッテリーを確認。冬場のトラブルで一番多いのが「バッテリー上がり」です。しかし、バッテリーは異常なし。
そこで、ベテランの酒井さんは運転席で特別な操作をします。すると、見事復活。何が原因だったのでしょうか?
JAF隊員・坂井さん「短時間で(エンジンを)止めてなければ、ちょっと不思議なんですけど…」
依頼人「あ!俺、きのう短時間で止めた」
JAF隊員・坂井さん「ですよね」
依頼人「ワイパーのゴムが壊れて替えて動くかどうかだけ(短時間)エンジンをかけて…」
隊員が指摘したのは「エンジンをかけてすぐに切る」行為。これをすると、燃料が燃え切らず点火装置が湿り、次にエンジンがかかりにくくなることがあるというのです。
特に冷え込みが強いと、エンジンを温めるために、より多くの燃料を使用するので、こうした現象が起きやすいといいます。
JAF隊員・坂井さん「ある程度(エンジンが)温まってからから止める方が、エンジンにとっては調子が保ちやすいです」
10分ほどで作業終了。料金は…。
依頼人「0円。会員ですから。安心です安心です」
「路面のガタガタ」でパンクに気づかず…
休む間もなく次に向かったのは、長岡市内のガソリンスタンド。
そこには、動けなくなった1台の車が。
よく見ると、後ろのタイヤがパンクし、激しく損傷しています。なぜ、ここまでの状態に?
依頼人(30代):
いつもは消雪パイプとかで(除雪されて)あんまりガタガタする道ではなくて。だったんですけど、今年のこの寒波とこの寒さで雪がもうすごいので、路面のガタガタとパンクしたガタガタがわからなくて。
走り慣れた通勤路が雪や凍結で普段よりガタガタに。そのため、パンクに気づかないまま走り続け、タイヤがボロボロになっていたといいます。
車を荷台に乗せ、近くのタイヤ店へ。依頼者と一緒に向かいます。
JAF隊員・坂井さん「(JAFを)待てる場所でまだ良かった」
依頼人(30代)「どうにかして待てる場所まで上がろうと思って、途中で(タイヤが)もうやばいなって見えてたんですけど」
JAF隊員・坂井さん「雪がなければ、もうちょっと路肩広いところとかあったかもしれないですけどね。それも雪の影響ですよね」
到着したお店で無事、タイヤを交換しました。
「大きい通りから行く方が安全」
さらに、他にもパンクで動けなくなったという依頼が。
タイヤの内側に穴が空いたようです。その原因は…?
JAF長岡基地 班長 坂井潤さん:
雪で隠れた何か縁石なのか、それとも氷の塊みたいなものなのか。別の駐車場でバックする時に何かに当たったような感触があったということですね。
深い雪に覆われた場所には、思わぬ危険が潜むといいます。
JAF長岡基地 班長 坂井潤さん:
例えば、近道だとか抜け道みたいなところは、除雪が入らなかったり、思うように通れない時も多いですから。多少遠回りだったり時間がかかったとしても、大きい通りから回って行く方が最終的には安全に走れると思います。
(『サン!シャイン』2026年1月29日放送より)
