熱戦のWBCで3連勝と快進撃の侍ジャパンは、10日夜、チェコと対戦します。
チェコ代表とは、どんなチームなのでしょうか。

これまでの対戦成績を見てみると…、

2023年WBC
日本〇10-2●チェコ

2024年強化試合
日本〇7-1●チェコ
日本〇9-0●チェコ

前回のWBC(2023年)と2024年の強化試合では日本が圧勝での全勝。

『サン!シャイン』スタジオに『フルカウント』編集部の小谷真弥記者をお招きし、1次リーグ最終チェコ戦について伺いました。

--日本は負けても1位通過は決まっていますが?勝ちにこだわりますか?
『フルカウント』編集部・小谷真弥記者:

もちろんです。何よりも、この後試合後に(アメリカへの)長時間の移動があると思うんですけれども、12時間以上のフライトの中での、チームの雰囲気というのにも関わってくると思うので。

日本のグローブも…日本をリスペクトするチェコ代表

10日夜に対戦するチェコ代表とはどんなチームなのでしょうか?
これまで日本に勝てていないチェコですが、実は日本をとても“リスペクト”してくれているといいます。

宮澤智フジテレビアナウンサー:
まずは、チェコ代表のハジム監督ですが、前回のWBCで栗山英樹前監督がつけていた背番号「89(やきゅう)」に変更したそうなんです。

さらにロッテとの強化試合では、日本への敬意を示すためにカタカナで「チェコ」と書かれたユニフォームを着用していました。

小谷真弥記者:
(チェコは)前回大会でWBC初出場だったんですが、その時も侍ジャパンと対戦して、負けてしまいました。ですが、その後に栗山前監督がチェコの協会から依頼を受けて「名誉アンバサダー」に就任。そこから栗山前監督がチェコに訪問したりですとか、メールで直接アドバイスも送っていたりするようですね。

さらに、日本のグローブを使用している選手もいるといいます。

谷原章介キャスター:
エスカラ選手は日本のある企業が贈ったグローブを使っているんですよね。

佐々木恭子キャスター:
カタカナで「エスカラ」って入ってますね。

谷原章介キャスター:
これWBCでも使ってくれてますかね?
使ってる? うれしいね~。

エスカラ選手が使用しているのが、日本のBack born Glove(バックボーングローブ)という会社が作ったグローブだそうで、「カタカナがカッコいいから」気に入っているとのこと。

“異例”のチェコ代表…ほとんどが“二足のわらじ”

そんなチェコ代表チームですが、実は“異例”のチーム。チェコにはプロリーグがなく、アマチュアのみで、野球だけでは、生計を立てられないといいます。

スポンサーはいますが、資金は道具代や遠征費用に使うため、選手のほとんどが別の仕事をしているんだそう。
一体どんな仕事をしているのでしょうか? 台湾戦のスタメンを例に挙げると…、

2番・レフト エスカラ選手…建設工事の現場監督
4番・キャッチャー チェルベンカ選手…プラスチック素材営業担当
5番・指名打者 ジョンソン選手…高校の英語教師
6番・ファースト ムジーク選手…グラウンド整備
7番・サード チェルビンカ選手…企業の監査
8番・ショート メンシク選手…データアナリスト
9番・ライト プレイダ選手…学生
先発ピッチャー ノヴァーク選手…金融業
(1番、3番は野球選手)

宮澤智フジテレビアナウンサー:
さらにはハジム監督も別の仕事をしているというんですが、武田さん、一体何の仕事をしているでしょうか?

SPキャスター・武田鉄矢氏:
たしか、お医者さんでしたよね?

そうです!実はハジム監督は脳神経内科医。“お医者さん”なのです。

気になる試合の見どころについて小谷記者に聞きました。

小谷真弥記者:
先発・髙橋宏斗投手(23)。
チェコ戦もそうなんですけれども、アメリカラウンドに移ってからも本当に日本の命運を左右する投手だと思うので、期待したいと思います。メジャーリーグのスカウトも注目しているような能力の高いピッチャーなので、最年少なんですけど思い切ってやってもらいたいなと思っています。

谷原章介キャスター:
追加招集された金丸夢斗投手(23)もまだ投げてないじゃないですか。投げてほしいですね。

小谷真弥記者:
きのう髙橋投手と一緒に練習をやっていたので、“中日リレー”になるんじゃないかと。

侍ジャパン、1次ラウンド全勝でアメリカに乗り込めるか、注目です。

(『サン!シャイン』2026年3月10日放送より)