1階に住む永島慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)は、凛(和智柚葉)と真(山本弓月)の育児に疲れてソファで眠ってしまう。目を覚ました2人は部屋を片づける気力もなく、散らかったままの部屋で酒を酌み交わした。

翌朝、凛と真が登校すると、たそがれステイツの面々のスマホには2人の位置情報が表示される。2人の位置が動かなくなり心配になるが、2人は猫を見つけて遊んでいただけだった。

そんななか、順はおでんパーティを提案する。順からの動画を見て、すぐにでもおでんが食べたくてしょうがなくなってしまう一同。

動揺するあん(仲間由紀恵)を気遣い、子どもたちに話を切り出す渉(北村有起哉)

そして当日、永島家でおでんパーティが開かれた。順が手配したおでんは大好評。幸せそうにおでんを頬張る面々を、満足そうな表情で見守る順。

渉は奈央と志保にキッチンカーについて尋ね、自分たち大人が金銭的に助けられないかと提案する。

2人は援助してもらったら今までと同じ関係ではいられなくなると申し出を断るが、そんな風に思ってくれる人が近くにいると思うだけで生きていける、と何度も何度も感謝の気持ちを口にした。

みんながはしゃいで盛り上がるなか、浮かない顔をしているあん。凛と真は床に就き、一同は部屋を片づけ始める。

凛と真は大人の前では泣かないが、毎晩布団の中でこっそり泣いているようだと話すさとこ。子どもは大人が考えているよりはるかに分かっているというさとこの言葉に、あんは動揺してお茶をこぼしてしまう。

慎一に何か話したいことがあるのではと促されるが、何も言うことができないあん。

そこで渉が口を開く。あんが思っていることが分かる気がすると言う渉は、あんの了承を得て、順に幼い頃から離婚の約束を知っていたのではないかと尋ねる。

意を決して、それを認める順。あんは泣きながら、自分のせいで順がいつも気を遣うようになってしまったこと、それを「天使だ」などと喜んでいたことを謝罪。

順はあんを応援しているし離婚も支持すると微笑み、家族のことも自分のことも好きなのでそんなふうに思わないでほしいと明るく伝える。あんは涙を流すが、その隣では渉があん以上に号泣していた。

そのとき、0時を過ぎ、小倉家4人それぞれのスマホに通知が入る。そこには離婚までの日数が「あと20日」と表示されていた…。

相関図など、ドラマの基本情報はこちらをチェック!
【木曜劇場『小さい頃は、神様がいて』公式サイト】

<最新放送回は、TVerFODで無料配信中!>