消費者金融の借金に苦しんでいた佐藤が、なんらかの罪について自首しようとしていたことを、佐藤のパチンコ仲間から聞き出す碇と藤沢充(中尾明慶)。日下部らの捜査で、増田もトクリュウを辞めたがっていたことが明らかになった。

トクリュウの指示役が怪しいという細野由起子(山口紗弥加)の推理を受け、碇は湾岸エリアの裏事情に詳しい田淵響(山崎裕太)への事情聴取を決意。

田淵は何も知らないの一点張りだったが、碇から「黒木謙一」の名前が出ると表情を変え、月島の不動産業者・泉圭吾(内博貴)を当たれと碇に情報を提供する。

同じころ、東京の港湾事業における人脈作りを着々と進めていた黒木(柿澤勇人)は、三上慎吾(松本怜生)にある仕事を依頼していて…。

碇(佐藤隆太)が捜査を進めるなか、日下部(加藤シゲアキ)は母が末期がんだと知る

一方、単独行動のフリをして母・涼子の病院を訪れていた日下部は、涼子が末期がんだと告げられる。これから出世して親孝行をするはずだったのに…と慟哭する日下部。

そこに、湾岸警察署・田所昭男(瀬口廣之)から、和田毅(谷田歩)が強盗事件の押収品から得た重要な情報を、篠宮班に渡したという連絡が届いた。功を焦った日下部は、独断で泉に任意同行を求め、水上署に連れてくる。

早急に泉を追い詰めようとする日下部を心配する碇。悪い予感は当たり、泉には佐藤と増田が殺された夜の完ぺきなアリバイがあったことが判明し…。

納得のいかない表情の日下部に碇は、篠宮がハーフムーン事件の犯人を逮捕したと告げる。

篠宮が逮捕したのは、トクリュウの実行役・の瓜谷レオ(山内昭宏)。和田たちが別件で逮捕した瓜谷の所持品の中に、蘇我事件の被害者宅から持ち出された腕時計があったという情報がきっかけで、逮捕に至ったのだ。

蘇我事件の情報を隠していた篠宮に、怒りを爆発させる日下部。そんな日下部に篠宮は、「感情で動く刑事は出世しない」と言い放った。

相関図など、ドラマの基本情報はこちらをチェック!
【火9ドラマ『新東京水上警察』公式サイト】

<最新放送回は、TVerFODで無料配信!>