なぜこれほどの大雨になったのか

首都圏を中心に降り注いだ記録的な大雨。川の氾濫や浸水被害、なぜ、これほどまでの大雨になったのでしょうか?

9月11日 東京・お台場 嵐のようにたたきつける雨が降っていた

天達武史気象防災キャスターによると、停滞している秋雨前線に向かって暖湿流が流れ込み、関東付近で雨雲が発達したことで、記録的大雨となったといいます。

天達気象防災キャスター:
ひとつの積乱雲だったら30分で終わるんですが、何十個も積乱雲があったので、次から次へと落雷していたという状況です。

――一気に水が上がってきていましたが、事前に準備をしていれば水の浸入を防ぐことはできた?
対策としては、かさ上げするしかないんですけど…。土のうや水のうを置くのもひとつの手ですが、あれだけ降ってしまうと水が浸入してくるまでの時間を少し延ばせるぐらいの感じです。
(大雨情報が出た際は)人命を守るという意味では上の階に避難するので十分だと思いますが、本当に水害に備えるなら家のかさ上げとかも考えた方がいいと思います。

――車の運転はどうしたら?
JAFの方に聞いたのですが、冠水するところに入ってしまった場合、なるべく早く戻るが正解だそうです。進むと基本的にはだんだん深くなるので、できるだけ早く戻っていただくと。

(『サン!シャイン』 2025年9月12日放送より)