12月11日、『サン!シャイン』のカメラが捉えたのは、皇居前にできた 長い列。
平日にも関わらず450人以上の人が並び、始発組もいるという行列のお目当ては…皇居内の売店などで販売されている、通称“皇居財布”です。
もともと皇居を訪れた人の土産物として知る人ぞ知る存在でしたが、近年はSNSなどで広く知れ渡り、ついには列ができるほどの大人気に!
列に並んでいる人:
つい最近、お財布のことを知ったので。これで購入できたら、年内ラッキーでいい年越しができるかなと。
人気の理由は、皇室の紋章として知られる“菊の御紋”が、さりげなくあしらわれた上品なデザインに加え、牛の本革で作られているにもかかわらず、小銭入れは1000円台。長財布は、2000円からという安さ。
販売している菊葉文化協会は、元々、利益を追求しておらず、宮内庁OBなどを雇用することで人件費を抑え、協会が工場に直接発注して仕入れているため、このクオリティーを実現できたといいます。
ただし、入荷数に限りがあるため、購入は1人1種類1個まで。
色や種類といった仕入れの詳細は事前に公表されておらず、当日並んでもお目当てのものが販売されているかは、分からないといいます。
そのため、SNSでは“皇居財布チャレンジ”と称して、朝から皇居に並び結果報告をする人も。
果たして、並んでいた人たちは“チャレンジ”に成功していたのでしょうか?
皇居財布を購入した人:
もうこの色(グリーン)が良かったので。長財布と合わせてゴールドかな?とも思ったんですが、グリーンがあったんで、きょうはグリーンを買いました。
求めていた色を買えた人は超ラッキー!
しかしあまりに人気で、この日も午前中でほぼ売り切れ。中には買うことができなかった人も…。
名古屋から来た学生(20代):
きょうはちょっとゆっくりだったので、もうちょっと早めに並んでみようかなと思います。
名古屋から来たという女性は、惜しくもチャレンジ失敗…、それでも初めて来た皇居を十分に楽しむことができたといいます。
名古屋から来た学生の父:
こんな自由に(皇居の中に)入れるとも知らなかったので、楽しく一周してきました
名古屋から来た学生(20代):
お財布がきっかけだったんですけど、皇居って知っているけれど来ないので、その分観光として、楽しめたかなっていうふうに思います。
皆さんも皇居見学がてら、“皇居財布”チャレンジをしてみてはいかがでしょうか?
(『サン!シャイン』 2025年12月12日放送より)
