記録的な暑さが続く今年(2025年)の夏。
8月27日、最高気温36.0℃を記録した東京は、過去最長10日連続の猛暑日となりました。

そんな“猛暑の夏”に注意が必要なのが、「尿路結石」です。

「尿路結石」とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道など尿の通り道に「結石」とよばれる石ができる病気で、激しい痛みや血尿といった症状を引き起こします。
8月に尿路結石と診断された、50代の女性は…。

尿路結石を発症した女性:
明け方に突然、腰痛なんだか、腹痛なんだかわからないような、すごい激しい痛みで目が覚めてしまって。もうそのまま動けなくて、30分ぐらい。
動けなかったです。もう救急車を呼ぼうと思ったんですけど、携帯を取りに行く元気がないぐらい、痛かった。(翌日病院で)検査したら、血尿が出ました。CTとったら「尿路結石ですね」と診断されました。
女性は、受診した病院で「尿路結石」になった理由として「脱水」を指摘されたといいます。

尿路結石を発症した女性:
水分不足は原因のひとつだと思います。(受診した病院の)先生もおっしゃっていましたけど、脱水みたいになったときに、元々持っていた小さい石が(尿路に)引っかかったみたいな。で、痛みになったっていうところが大きいみたいでした。

発症直前は、家族の看病などで忙しく、1日に飲んだ水は、500mLペットボトル1本分に満たない量だったという女性。医師からは、結石を体の外に出すために、たくさん水を飲むよう指導されたといいます。
なぜ、脱水によって「尿路結石」になってしまうのでしょうか?「五良会クリニック白金高輪」の五藤良将理事長は…。

五良会クリニック白金高輪 五藤良将理事長:
暑くなると汗をかいて、脱水症になりやすく、その結果、尿が濃くなり結石の元になる成分がたまりやすくなり、結石ができやすくなります。
尿路結石は男性に多いと思われがちですが、実は50代以降の女性も要注意です。閉経をむかえると女性ホルモンが減少し、骨からカルシウムが溶け出しやすくなります。その結果、尿の尿中カルシウム濃度があがり、結石リスクが高まります。
谷原章介が実体験語る…「尿路結石」にならないために
『サン!シャイン』メインキャスターの谷原章介さんも、過去に尿路結石を患った一人。そのときの体験を語ってくれました。

谷原章介キャスター:
3年弱前なんですけど、背中がずしんと重いなという感じから、だんだんしくしくと痛みを感じるようになって、その位置がだんだん下がっていって。1カ月半か2カ月くらいその痛みに耐えてたら、あるとき、出る瞬間は尿道が刺すような痛みで、(石が)コロンと出たんですけど、これが原因かわからないから、なんだろう?内臓がなんか悪いところあるのかなとすごい心配でした。
僕なんか仕事柄、例えば時代劇で甲冑とかつけると簡単にトイレに行けないんですよ。撮影中はトイレを我慢する癖がついているので、真夏でちょっとトイレに行きたいなと思っても、30分、1時間我慢していると、そのあと2~3時間行かなくても平気だったりするんです。その後トイレに行くと、すごく尿が濃いじゃないですか。
スペシャルキャスター カズレーザー氏:
あまりお手洗いに行けない状況だと、水分を取らなくなるんですよね。で、どんどん良くないサイクルに入っちゃうんです。
では、「尿路結石」にならないためには、どうすればいいのでしょうか?

五藤良将理事長:
やはり、汗で水分、おしっこの量が減ってしまうので、目安としては1.5~2Lくらい1日に水分をとることが大事で、おしっこの色を見て「濃い」ときは、「脱水だな、熱中症のリスクがあるな」と。この時期、特に注意してほしいなと思います。

さらに、食事の面では、尿をアルカリ化してリスクを軽減する「クエン酸」が含まれたものや、腸で尿路結石の原因となるシュウ酸と結合し便として排出してくれる、「カルシウム」が含まれた食材を意識して摂取するといいそうです。

五藤良将理事長:
やはり生活習慣ですね。欧米化が進んでいますので、(尿を酸性化させる)肉料理などには注意してください。
(尿を)アルカリ性にしなくてはいけないというか、そういう思いで、食べ物にクエン酸が入っているとおしっこをアルカリ性にしやすいので、予防になると思ってとってもらうといいかなと。
(『サン!シャイン』 2025年8月29日放送より)