数日後、ナオミは日本の医療従事者の勤務に疑問を抱き続けていた。

勤務時間を終えても仕事を続ける朱羅に、ナオミは上司がそうだから研修医の薬師寺保(佐野晶哉)たちが帰れなくなると苦言を呈す。

そうしないと患者の治療が遅れてしまうと言う朱羅に、それは十分なスタッフを用意しない病院側の責任だと言うナオミ。朱羅は保に帰宅するよう命じ、ナオミも帰宅の準備を始めた。

里帆(秋田汐梨)が交通事故で腕が切断された!?助けられるのはナオミ(小雪)しかいないが…

そんな時、交通事故で右腕を切断された急患が運ばれてくる。帰ろうとしていた保が呼ばれて戻ってくると、ナオミとすれ違った。

自分の勤務時間は終わったとドライなナオミに、保は運ばれてくるのは里帆だと教える。それでも、ナオミは病院をあとにして…。

保が初療室に入ると、朱羅が右腕の傷口を塞ごうとしていた。事故現場で飛ばされた腕を発見するのに時間がかかったため、これ以上時間がかかると里帆の命に危険が及んでしまうという。

すると、そこにナオミが戻ってきた。腕が到着次第、自分が再接着手術をすると言うナオミに、朱羅は命のために塞ぐことを主張。しかも、里帆は動脈瘤も伴っていた。

そこに腕が到着するが、朱羅の意見は変わらない。動脈瘤を取り除かなけれなならないからだ。

ナオミも動脈瘤の手術後では腕の再接着手術は間に合わないと諦めようとした時、多聞が現れた。

朱羅とナオミに、「この2人が揃っていて、そんな選択肢か出来ないのは残念だ」と告げると、2人の瞳に火がつく。

そして、朱羅は動脈瘤、ナオミは腕の再接着手術と、2つの手術の同時進行が始まる。こうして、里帆は命と腕の両方が守られた。

その後、多聞が朱羅に救急科を残すことになったと伝えに来る。梵天がフィンクに、彼の手術をしたのは朱羅だったと教えたことで、救急科を残すことを条件に寄付してくれることになったのだと言う。

そして、多聞は今までのことを朱羅に謝罪。そして、2人は自分たちが考える“理想の救命”を再び目指すことになった。

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