松田元太(Travis Japan)さんが主演を務める、火9ドラマ『人事の人見』(読み:じんじのひとみ)。
本作は“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん/松田)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ/前田敦子)が、個性豊かな人事部の面々とともに、会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていきます。
このたび、第4話ゲストとして、ドリアン・ロロブリジーダさんの出演が発表されました。ドリアンさんは、ゴールデン帯ドラマおよびフジテレビドラマ初出演。主演の松田元太さんとも初共演となります。
Netflix『ボーイフレンド』でも話題のドリアン・ロロブリジーダがゴールデン帯ドラマ初出演
ドリアン・ロロブリジーダさんが演じるのは、主人公・人見廉(松田)が勤める「日の出鉛筆」の第一営業部で働く清川雅人(きよかわ・まさと)。

第一営業部は、「日の出鉛筆」創業時からある花形部署。しかし最近では、人手不足が常態化しており、今月中に第一営業部の中途採用を必ず5人は採用するよう、社長から人事部へ直々の命が下ります。
とはいえ、第一営業部は常に成績が求められ、選ばれし者のみが入れる部署。採用条件も厳しく、簡単に人が集まるわけがありませんでした。人事部一同、頭を抱えるなか、人見が「働いてみたい」とまさかの志願!
「日の出鉛筆」では、他部署の業務を体験できる研修制度があり、人見が“初めての営業”に挑戦します。その研修の面倒を見ることになったのが、清川。人見が足を踏み入れる、第一営業部の世界は、部長の激しいゲキがあちこちで飛ぶ戦場でした。
そんななか、取引先から第一営業部に送られてきた、とある動画に部署内は騒然。それは、清川がドラァグクイーン姿でパフォーマンスをしている映像でした。多様性に開かれた社会になりつつある現代で、第一営業部の部長は保守的な人間で、規律を何より重視。清川は、自ら他部署への異動を人事部に願い出ます。

すると、堀愛実(松本まりか)は「多様性を学ぶ研修」を社内で行いたいと提案。その顔は、決意に満ちた表情で、部長に対して柄にもなく熱く意見します。そこには、どんな背景があるのか。そして、第一営業部で働く人見にも、何か考えがあるようで…。
ドリアン・ロロブリジーダさんは、高校時代にドラァグクイーンの存在を知り、2006年に自らもドラァグクイーンとして本格的な活動をスタート。
その後、化粧品メーカーに入社し、紆余(うよ)曲折がありながらも、サラリーマンとして奔走する一方で、ドラァグクイーンとしても舞台に立ち続けました。2020年に会社を辞め、ドラァグクイーンの活動に専念。
2023年には、映画『エゴイスト』で、主人公の友人役を熱演。『シティーハンター』(2024年/Netflix)、ドラマ『Shrink-精神科医ヨワイ-』(2024年/NHK)など数々の作品に出演しています。
化粧を落とした素顔での活動も行い、恋愛リアリティショー『ボーイフレンド』(2024年/Netflix)でMC務めるなど幅広く活動。俳優としても素顔での役、女装姿の役などさまざまな役を演じ分けるドリアンさんが、かつて自身が経験した人物を演じることになります。
『人事の人見』第4話は、4月29日(火)21時より、フジテレビで放送されます。