人見廉(松田元太)の上司である平田美和(鈴木保奈美)は「日の出鉛」初の女性部長だった。
だが、社長の小笠原治(小野武彦)や役員に何も言えず、部下に対しても強く出られず、部長である意義を見失いつつあった。
そんな折、常務の里井嘉久(小日向文世)は、人事部が草案をまとめた「日の出鉛筆子育て支援策」に関して、社長以外の取締役の賛同を取り付けたことを報告。
平田は、この取り組みをアピールするため、かつての先輩・篠原裕美子(久世星佳)がライターをしている有力雑誌に取材をしてもらおうと提案する。
一方、調達部の川戸舞(大塚千弘)は「マミートラック」について平田に相談をする。「マミートラック」とは、女性社員が産休や育休明けに仕事内容の変更などを命じられ、キャリア形成に支障が生じること。
川戸の場合は改善してもらったが、どうしても同僚にフォローしてもらう機会が増えてしまい悩んでいた。平田はそんな川戸に、社内託児サービスの設置など、子育て支援が始まることを告げる。
ところが小笠原社長は、子育て支援が自分の知らないところで進んでいたことに腹を立て、これを却下。
明日は雑誌の取材日で、社内託児サービスもプレオープンする予定。頭を抱える平田だが、真野直己(前田敦子)は社長にバレないように取材と託児サービスを両方行い、既成事実を作ってしまおうと提案する。
人事部一同連携を取って、作戦を決行するも、出張しているはずの小笠原社長が突然現れ…!?