『人事の人見』第7話あらすじ完全版
人事部長の平田美和(鈴木保奈美)は、ここ最近、何度も常務の里井嘉久(小日向文世)の部屋を訪れて打ち合わせを重ねていた。

平田たちの様子が気になって仕方ない人見廉(松田元太)は、2人が人事異動の計画を練っていることを真野直己(前田敦子)から教えてもらう。
そんな折、人見とともに昼食を買いに行こうとした真野は、エントランスで元上司の黒澤直樹(長谷川純)を目撃し、ひどく動揺する。
9年ほど前、真野は海外営業部の配属になり、黒澤の下につく。仕事で成果をあげてきた黒澤の期待に応えようと頑張っていた真野だが、黒澤からは怒鳴られたり、人格否定をされたりなどの酷いパワハラを受け続けていた。
誰にも相談できないまま2年ほどが過ぎたある日、真野はとうとう通勤途中に倒れ、会社に行けなくなってしまう。
真野は平田に相談し、ようやく黒澤の行為がパワハラだと認識したものの、働きづらくなることを恐れ、「大ごとにしないでほしい」と頼んでいた。

その後、黒澤は東北支社に出向させられ、真野は人事部に来たのだ。
堀愛美(松本まりか)からの情報で、黒澤を本社に戻そうとする動きがあることを知った真野は、大きなショックを受ける。

しかも、経営の中核である経営企画部の課長職になるかもしれないという。
里井常務の提案で、黒澤には異動のことを伏せたままハラスメント研修を受けさせたうえで、東京に戻すかどうかを判断するらしい。