『人事の人見』第8話あらすじ完全版
人見廉(松田元太)の上司・平田美和(鈴木保奈美)は、「日の出鉛筆」初の女性部長だった。
だが、社長の小笠原治(小野武彦)や役員に何も言えず、部下に対しても強く出られず、部長である意義を見失いつつあった。
そんな折、常務の里井嘉久(小日向文世)は、人事部が草案をまとめた「日の出鉛筆子育て支援策」に関して、社長以外の取締役の賛同を取り付けたことを報告。
平田は、この取り組みをアピールするため、かつての先輩・篠原裕美子(久世星佳)がライターをしている有力雑誌に取材をしてもらおうと提案した。
そんななか、平田は調達部の川戸舞(大塚千弘)から「マミートラック」について相談を受ける。

「マミートラック」とは、女性社員が産休や育休明けに仕事内容の変更などを命じられ、キャリア形成に支障が生じること。
川戸の場合は上司に訴え、改善してもらったが、どうしても同僚にフォローしてもらう機会が増えてしまい悩んでいた。
平田はそんな川戸に、社内託児サービスの設置など、子育て支援が始まることを告げる。
ところが小笠原社長は、子育て支援が自分の知らないところで進んでいたことに腹を立て、突如これを却下。

明日は雑誌の取材予定日。しかもそれに合わせて社内託児サービスもプレオープンする予定だった。