1週間後、なつ美は実家へ。
そこには、尋常小学校でなつ美にちょっかいをかけていた幼なじみの瀬田準太郎(小宮璃央)がいた。今はなつ美の父・篤三(高橋努)の秘書見習いをしているという。

夕飯の最中、妹・ふゆ子(小川彩)にいつ帰ってくるか分からない人を1人で待つなんてかわいそうと言われ、なつ美はつい声を荒らげて反論してしまう。
ふゆ子(小川彩)の提案でなつ美(芳根京子)の“甘え方法”を考えることに!
翌日、ふゆ子は昨夜のことをなつ美に謝罪し、ある提案をする。それは、なつ美が瀧昌に甘える方法をみんなで考えるというものだった。

ふゆ子や母・さつき(紺野まひる)に提案された甘えるテクニックを、瀬田相手に実践してみるなつ美。彼女に密かに思いを寄せていた瀬田は複雑な心境に。
一方、瀧昌は艦の中で任務に励んでいた。
将校たちが芸者遊びの話などで盛り上がるなか、瀧昌はなつ美に思いを馳せる。
すると、同僚・深見龍之介(小関裕太)に、嫁には花を贈るなど気遣いが大事だ、長期航海の間に嫁が他の男に恋をしてしまうこともある、と聞かされた。
虚勢を張りながらも、内心気になってしまう瀧昌。

それから2ヵ月が過ぎ、8月24日。艦を下りて家へと向かう瀧昌は、深見の言葉を思い出して生花店に寄るが、思い直して何も買わずに家路を急ぐ。