柏木由紀子さんが、日々を楽しむためのコツを明かしました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
今回は、“奇跡の70代”と言われ、ライフスタイルを真似したいと注目されている柏木由紀子さんがスタジオに生出演!「トレンドは“シニア解放区”!日常の刺激の見つけ方」というテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、くわばたりえさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんとトークしました。
「いい年齢をして…」という先入観から解放されて自由を楽しむ「シニア解放区」が話題!
「シニア解放区」とは、1980年代に「新人類」と呼ばれた世代が還暦を迎えたのを機に生まれた新しい概念。その世代の人たちには、「いい年齢をして…」という先入観から解放され、趣味などを自由に謳歌する人が増えているといいます。

千秋さんは、「30代でも40代でも『いい年齢をして』と言われ続けてきたけれど、50代でも髪の毛の両側にリボンを付けるのを続けていこうと思う」と「シニア解放区」の考え方に大賛成。
柏木さんは40〜50年前に着ていたセットアップや、20年以上前に買った赤いジャケットを今の自分に似合うように上手にコーディネートしている様子を紹介し、ファッションでも自分らしさを大切にしていると打ち明けました。

「何を着ようか迷ったり、着たい服がないときは、新聞などの占いのラッキーカラーを参考に、『白がラッキーカラーなら今日は白を着よう』って決めたり」と、コーディネートの工夫も紹介した柏木さん。

千秋さんが「色は何万色もあるんだから派手な色を着てもいいと思う。『いい年齢なのに』と言われることもあるけれど、誰かに迷惑をかけているわけじゃない」と主張すると、柏木さんも「(明るい色を着ると)元気をもらえるのよね」と同意しました。
新しい趣味を見つけるのも人間関係を築くのも心配…そんな人にオススメの“趣味”は?
「仕事中心で生きてきて、これといった趣味もない。人間関係を新しく築くのにも勇気がいる」という、60代女性のお悩みも紹介されました。

三木さんは「男性はもともとこういうケースが多かったのだが、女性の社会進出が進んで女性にも退職後の悩みを持つ人が増えてきた」と分析。
くわばたさんは「60歳になったら習い事をしたいと思っていたが、人間関係が面倒な気持ちはわかる。でもワイワイ楽しそうな人にも憧れる」と、複雑な心境を語りました。
番組では、新しい趣味や人間関係を楽しんでいるシニア層を取材。東京・銀座にある女性限定の麻雀教室には、認知症予防にも役立つと約4000人の女性が登録しているといいます。
教室に通っている90歳の女性が「行くところがあって、やることがあるのが、健康につながる」と言うと、友達同士で通っているという女性は「この後に銀座に繰り出すのも楽しい!」とハツラツとした表情を。
柏木さんは「実は私も(マージャンを)やっているんです」と告白し、千秋さんも「2〜3年前に今後ためにと言われて、ゴルフとマージャンを覚えたところ」と笑顔を見せました。
また、ノンアルコール&ノンスモーキングで昼間に楽しむ「シルバーディスコ」も人気だといいます。
「還暦は第2の人生のスタート」と考えるDJ Osshyさんが、2017年に高齢者施設でスタートしたのをきっかけに、定期的に開催しているという「シルバーディスコ」。
参加者の女性は「細胞が若返った気がする」と感想を語り、柏木さんも「私も行ってみようかしら」と興味を持った様子でした。