太陽は、いくつものキャンドルを買い求めて雨のもとへと戻る。その一つひとつに火を灯しながら、雨の五感は必ず取り戻す、と約束する太陽。

「いつか見たい景色があるんだ」。太陽は雨にそう告げた。それは、パティシエになって自分の店を持った雨が、スイーツを褒めてくれるお客さんたちに「そうでしょ?どれも私の最高傑作だもん」と言って笑う姿だった。

笑顔を取り戻した雨は、キャンドルの火を愛おしそうに見つめ…。

雨は日下に、一つだけ見たい景色ができたと言う。それは、太陽が立派な花火師になり、誰かと結婚をして幸せに暮らす未来。雨は、その希望を叶えるまで生き続けると決意していた。

日下は、小夜子の作品が展示されている長崎市美術館を訪れていた。かつて愛した女性が長崎の町を描いた作品を一つずつ見ていく日下。最後の1枚は彼女の遺作だった。

「ごめんなさい」というタイトルが付けられたその作品は、光の中で手をつないで歩いている男女の姿。日下は、好きな人の未来を見てみたかったと千秋に告げると、理不尽な奇跡を背負い、苦しいことしかなかった自分の人生はこの瞬間のためにあったのかもしれない、と続けた。

太陽は、長崎花火協会会長の審査を受けるために、桜まつりで打ち上げる花火を見てもらう。一方、雨は神社を訪れて太陽の合格を祈願していた。

雨の腕時計は、視覚を失うまで残り1週間を示していた。

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