土門誠(藤木直人)と尾藤宏香(松雪泰子)が元夫婦だったことを知った高倉柊子(白石麻衣)は、離婚の原因が土門にあったのではないかと疑い、「離婚するなんて理解できない」と言い放つ。
言い合いをしていると、鑑定所に都丸勇人(中沢元紀)がやってきた。
都丸の依頼は、河原で亡くなっていた糸川翠(池田朱那)が他殺であることの証明。
翠の死因は溺死と断定され、他殺の疑いはないと判断されていた。しかし、翠の素性を知っていた都丸は、他殺の可能性が高いとにらんでいたのだ。
2年前、都丸は仮想通貨関連企業の社長・室田誠治(佐野岳)と翠がドラッグパーティをしていた疑いで事情聴取。当時は薬物反応が出ず、証拠も不十分だったことから室田と翠を逮捕できなかった。
そんななか、翠が自殺を図る。一命を取り留めはしたが、室田の元から逃げたがっていた。
そんな翠に寄り添っていた都丸は、今回の件は事故ではなく室田が何かしら関与していると疑う。だが警察の捜査では、今回も翠の遺体から薬物使用の痕跡は見つからなかった…。
土門は尾藤に翠の検体を精密検査するよう頼む。
翌日、尾藤は警察の薬物検査キットには反応しない危険ドラッグが検出されたことを報告。都丸は室田の関与を確信し、改めて翠が他殺だという証拠を見つけてほしいと土門に依頼した。
すると土門は、翠の肺と胃に残っていた水のプランクトン検査を試してみるが…。