雨は、結婚式で使ったキャンドルに火を灯す。キャンドルの光を見ていると落ち着くと不思議そうにしている雨に対し千秋は、人は誰でも心にキャンドルを持っていてそこには希望の光が灯っている、と話す。

家に戻った太陽は、雨にも千秋の写真を見せた。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。

するとそこに案内人・日下(斎藤工)が現れ、やめたほうがいいと忠告。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、というのだ。

続けて日下は、案内人はもともと人間で、死後にその資質がある者だけが選ばれると雨たちに伝える。だが、奇跡の対象者が生前の関係者である場合は決して選ばれないと言う。それでも千秋は食い下がり、正体を隠すと誓って太陽の前に現れていた。

陽平は、「花火師は“今という10秒間”のために全身全霊を尽くす、とアドバイスされた」という太陽の言葉を思い出す。それは、陽平が妻・明日香に言った言葉だった。

一方、望田司(白洲迅)は、春陽に会いに行き、雨が婚姻届を出していないことを伝える。春陽は、雨から連絡をもらって知っていると返すと、全部自分のせいだと続けた。

司は、自責の念にかられる春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、次は聴覚も失ってしまうだろうと言い、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言する。